私は、前世、パレスチナ人だったんじゃないかと思うくらい、パレスチナに興味があって、アラファト議長は、私のヒーローだった。

アラファト議長は金権主義だと非難があったようだが、彼自身が富を求めていたのではないことは、詳しく調べれば、一目瞭然だった。衣食住、全てにおいて、質素だった。第一、軍服しか着ていなかったし、食事だって、イスラエルに何ヶ月も軟禁状態に置かれて兵糧攻めに遭った際に、「普段からろくなもの食べてないからね」と、屁でもなかったし、自宅では、何十人もの孤児を引き取って育てていた。

大抵の国の元首は、交代可能だが、パレスチナにとって、アラファト議長に代わる人物は、現れないだろうと思う。晩年、「諸悪の根源はアラファト議長、彼さえ死ねば、全てうまくいく」と、イスラエルはもちろん、アメリカおよびアメリカよりの国で言われていたが、それが全く間違った憶測だったことは、その後に起こる果てしない悲劇の連鎖を見れば、一目瞭然だろう。(誰も、その過ちを認めないけれど)。

チェ・ゲバラのTシャツみたいに、アラファト議長のTシャツも流行ればいいのに!と、思う。世界中の人に、アラファト議長のことを覚えていて欲しい。

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