ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番&第16番
2011年12月21日 音楽 コメント (2)
我が家はラジオの電波が非常に入りにくいので(携帯電話も圏外になるし、電話の子機も、親機から離れると使えなくなる…)、日本のラジオを聴くのはあきらめていた(フランスのラジオはインターネットで聴ける)。
が、カデが基礎英語を聞くために買ったソニーのポータブルラジオレコーダーは、リビングの窓辺でかろうじて電波をキャッチしてくれる(20番組を予約録音できるこのラジオは、いろいろな機能があって、なかなかのすぐれ物だ)。
ので、ふと思い立って私は、つねづね聞きたいなあと思っていた「きたやまおさむのレクチャー&ミュージック」という精神分析音楽番組を毎週録音するようになった。録音してあれば、好きな時間と場所で聴けるので、便利である。
今日は、こないだの月曜の放送を、台所の掃除をしながら聴いた。
きたやまさんは、「甘えの構造」をレクチャーしながら、U2の曲をガンガン流した。
わたしはU2が好きではないのだが、「甘え」というキーワードに絡めて聴くと、なかなか興味深いのだった(U2のライヴに行くイギリスの若者は、「甘え」る環境にいない、とかね)。
1時間、脳と耳を使いながらせっせと体を動かしたら、台所はピカピカになった。
プレイリスト
「New Year’s Day」 (U2)
「Pride (In The Name Of Love)」 (U2)
「I Still Haven’t Found What I’m Looking For」(U2)
「When Love Comes To Town」 (U2 feat. B.B. King)
「Hold Me, Thrill Me, Kiss Me, Kill Me」(U2)
「Vertigo」 (U2)
「海」 (杉田二郎)
が、カデが基礎英語を聞くために買ったソニーのポータブルラジオレコーダーは、リビングの窓辺でかろうじて電波をキャッチしてくれる(20番組を予約録音できるこのラジオは、いろいろな機能があって、なかなかのすぐれ物だ)。
ので、ふと思い立って私は、つねづね聞きたいなあと思っていた「きたやまおさむのレクチャー&ミュージック」という精神分析音楽番組を毎週録音するようになった。録音してあれば、好きな時間と場所で聴けるので、便利である。
今日は、こないだの月曜の放送を、台所の掃除をしながら聴いた。
きたやまさんは、「甘えの構造」をレクチャーしながら、U2の曲をガンガン流した。
わたしはU2が好きではないのだが、「甘え」というキーワードに絡めて聴くと、なかなか興味深いのだった(U2のライヴに行くイギリスの若者は、「甘え」る環境にいない、とかね)。
1時間、脳と耳を使いながらせっせと体を動かしたら、台所はピカピカになった。
プレイリスト
「New Year’s Day」 (U2)
「Pride (In The Name Of Love)」 (U2)
「I Still Haven’t Found What I’m Looking For」(U2)
「When Love Comes To Town」 (U2 feat. B.B. King)
「Hold Me, Thrill Me, Kiss Me, Kill Me」(U2)
「Vertigo」 (U2)
「海」 (杉田二郎)
行った。
新宿へ。Soちゃんのライヴ。ストリングスが素晴らしかったー!
「あたしたち、7時半に家を出るから、それまでに帰ってきてね!」
と、夫に言っておいたのに、夫は帰ってこなかった。
やっと連絡がついたのは、8時過ぎで、まだ職場にいた。
すっかり忘れていたんだって。むかっ!
結局カデットは、1時間半もひとりで夜のお留守番をしたのである。
新宿へ。Soちゃんのライヴ。ストリングスが素晴らしかったー!
「あたしたち、7時半に家を出るから、それまでに帰ってきてね!」
と、夫に言っておいたのに、夫は帰ってこなかった。
やっと連絡がついたのは、8時過ぎで、まだ職場にいた。
すっかり忘れていたんだって。むかっ!
結局カデットは、1時間半もひとりで夜のお留守番をしたのである。
というわけでもないが、
友人のライヴへ。
ある地点に着地するためには、
しぶとい忍耐と、
細心の注意深さと、
内を見つめる心と、
外を眺める視線
が、必要なのだと、聴きながら思った。
会場にて、S夫婦と出会い、二人にはさまれて聴いた。
友人のライヴへ。
ある地点に着地するためには、
しぶとい忍耐と、
細心の注意深さと、
内を見つめる心と、
外を眺める視線
が、必要なのだと、聴きながら思った。
会場にて、S夫婦と出会い、二人にはさまれて聴いた。
タイム・フライズ・・・1994-2009(初回生産限定盤)(DVD付)
2010年6月16日 音楽 コメント (2)
夫と大喧嘩した。
からという訳ではないが、渋谷で買い物。
タワレコで、オアシスのベストとシャルロット・ゲンズブール(ベックとのコラボ)のCDをお買い上げ。
GAPやH&Mで、今年な洋服を数点お買い上げ(まだバーゲンになっていないので、高い店では買わない。ちゃんと理性はあるのさ!)。
オアシスのベストが素晴らしい。
CDのおまけがDVDというより、DVDのおまけがCDという感じで、気前良すぎー!
リビングのテレビで映像を堪能してたら、帰宅したカデットが一緒に見始めた。
彼女はロックが嫌いなので、消そうとしたら、
「待って!わたし、これ、イヤじゃない。このイマージュが好き。白と黒で、シンプルで、キレイだから」
と、何故かフランス語をまじえておっしゃるじゃないの。おぬし、なかなか、趣味がよろしいですぞ!
このPVをずずーっと見ていたら、無性にイギリスに行きたくなった。
私は、イギリスが好き。フランスの男の子よりイギリスの男の子が好き。
解散を惜しむ声が多いけれど、もう、充分、彼らはやったと思うよ。
リアム・ギャラガーの、やんちゃでふてぶてしい歌いっぷり、私たちは、もう思う存分、愛しましたから!
からという訳ではないが、渋谷で買い物。
タワレコで、オアシスのベストとシャルロット・ゲンズブール(ベックとのコラボ)のCDをお買い上げ。
GAPやH&Mで、今年な洋服を数点お買い上げ(まだバーゲンになっていないので、高い店では買わない。ちゃんと理性はあるのさ!)。
オアシスのベストが素晴らしい。
CDのおまけがDVDというより、DVDのおまけがCDという感じで、気前良すぎー!
リビングのテレビで映像を堪能してたら、帰宅したカデットが一緒に見始めた。
彼女はロックが嫌いなので、消そうとしたら、
「待って!わたし、これ、イヤじゃない。このイマージュが好き。白と黒で、シンプルで、キレイだから」
と、何故かフランス語をまじえておっしゃるじゃないの。おぬし、なかなか、趣味がよろしいですぞ!
このPVをずずーっと見ていたら、無性にイギリスに行きたくなった。
私は、イギリスが好き。フランスの男の子よりイギリスの男の子が好き。
解散を惜しむ声が多いけれど、もう、充分、彼らはやったと思うよ。
リアム・ギャラガーの、やんちゃでふてぶてしい歌いっぷり、私たちは、もう思う存分、愛しましたから!
義母からカデットへ届いた誕生日プレゼントは、
ショパンのCD二枚。
一枚はベスト盤で、もう一枚は岡崎順子という日本人ピアニストがフランスで出している作品。
今、ショパンのエチュード・別れの曲を練習しているカデットは、大喜び。
(彼女はこの曲に自分で詞をつけて、弾きながら歌う。家族中がウットリするひととき・・・)
それにしても、日本人が弾くショパンを選ぶとは、ホントに、義母は粋なことをなさる方だ! 私も嬉しい。
ショパンのCD二枚。
一枚はベスト盤で、もう一枚は岡崎順子という日本人ピアニストがフランスで出している作品。
今、ショパンのエチュード・別れの曲を練習しているカデットは、大喜び。
(彼女はこの曲に自分で詞をつけて、弾きながら歌う。家族中がウットリするひととき・・・)
それにしても、日本人が弾くショパンを選ぶとは、ホントに、義母は粋なことをなさる方だ! 私も嬉しい。
ふと思い出したこと カデット編
ラジオのスクール・オヴ・ロックを愛聴しているエネは、番組でかかる昔の(!)ロックが、私の部屋のCDラックにあることに驚く。
最近、彼女は「ゆらゆら帝国」を発掘した。
「おかあさん、ゆら帝好きだったんだ?」
「うん、すッごく好きだった。カデットちゃんが生まれる直前に行った、最後のライヴは、ゆら帝だったわぁ」
「おかあさん、大きいお腹で、よくライヴ行ってたよね…」
「えへへ…」
「それで、『人間やめときな』とか、聞いてたんだ…」
「あれ、めっちゃ名曲! でも、お腹に子供がいるのに、『人間やめときな』でノリノリになれるあたしって、ある意味、すごくない?」(←自慢)
「すごいね…」(←あきれてる)
「いい胎教だったわぁ」
「…」(←白い目)
「そういうの、逆説的真実っていうの!」(←ほんとかよ?)
「…」(←胡散臭そうな眼差し)
「いーんだよ、ちゃんといい子が生まれてきたんだから!(←強気)でも、カデットちゃんには、このこと、内緒にしとこ!ね?(←ちょっとだけ弱気…)」
ラジオのスクール・オヴ・ロックを愛聴しているエネは、番組でかかる昔の(!)ロックが、私の部屋のCDラックにあることに驚く。
最近、彼女は「ゆらゆら帝国」を発掘した。
「おかあさん、ゆら帝好きだったんだ?」
「うん、すッごく好きだった。カデットちゃんが生まれる直前に行った、最後のライヴは、ゆら帝だったわぁ」
「おかあさん、大きいお腹で、よくライヴ行ってたよね…」
「えへへ…」
「それで、『人間やめときな』とか、聞いてたんだ…」
「あれ、めっちゃ名曲! でも、お腹に子供がいるのに、『人間やめときな』でノリノリになれるあたしって、ある意味、すごくない?」(←自慢)
「すごいね…」(←あきれてる)
「いい胎教だったわぁ」
「…」(←白い目)
「そういうの、逆説的真実っていうの!」(←ほんとかよ?)
「…」(←胡散臭そうな眼差し)
「いーんだよ、ちゃんといい子が生まれてきたんだから!(←強気)でも、カデットちゃんには、このこと、内緒にしとこ!ね?(←ちょっとだけ弱気…)」
Blue Break Beats Vol.1
2009年11月21日 音楽永遠のタイムマシーンへ
2009年10月27日 音楽
私が赤ちゃんの頃、「帰ってきた来たヨッパライ」を聞かせるとご機嫌になったそうで、両親は面白がって、何度も聞かせたと言う。
なんと素晴らしい原体験!
私はこの音楽の洗礼を誇りに思っているが、その後、パンクロックへ傾倒して行った自分の音楽嗜好歴がわかりやす過ぎて、その単純さには眩暈を感じる…
さて、加藤和彦というと、すぐに「時代を先取りしてきたアーチスト」と紹介されがちだが、実際に先取りしていたのは、サディスティック・ミカ・バンドまでだろう。
その後は、安井かずみとともに日本の歌謡曲界に迎合した作品作りをしてきたし、最近では、フォークルの再結成や、ミカ・バンドの再結成をしたりなどして、過去を振り返りまくりの音楽活動だった。
今回の死は、決して行き詰ったわけでも、才能の枯渇を感じていたわけでもないだろう。
あらゆる状況が彼の美意識を苦しめることに、もう耐えられなくなり、そこから別の次元への一歩を踏み出したということなのだろう。
最近、大江健三郎の「チェンジリング」を読んでいるが、彼の死が、ふと伊丹十三の死とかぶってしまう瞬間がある。
なんと素晴らしい原体験!
私はこの音楽の洗礼を誇りに思っているが、その後、パンクロックへ傾倒して行った自分の音楽嗜好歴がわかりやす過ぎて、その単純さには眩暈を感じる…
さて、加藤和彦というと、すぐに「時代を先取りしてきたアーチスト」と紹介されがちだが、実際に先取りしていたのは、サディスティック・ミカ・バンドまでだろう。
その後は、安井かずみとともに日本の歌謡曲界に迎合した作品作りをしてきたし、最近では、フォークルの再結成や、ミカ・バンドの再結成をしたりなどして、過去を振り返りまくりの音楽活動だった。
今回の死は、決して行き詰ったわけでも、才能の枯渇を感じていたわけでもないだろう。
あらゆる状況が彼の美意識を苦しめることに、もう耐えられなくなり、そこから別の次元への一歩を踏み出したということなのだろう。
最近、大江健三郎の「チェンジリング」を読んでいるが、彼の死が、ふと伊丹十三の死とかぶってしまう瞬間がある。
次女と東京文化会館へ。
プーランク 常動曲
第1曲 充分に中庸に
第2曲 非常に中庸に
第3曲 速く
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
水の戯れ
夜のガスパール
オンディーヌ
絞首台
スカルボ
ショパン ピアノソナタ 第3番 ロ短調Op.58
第1楽章 アレグロ・マエストーノ
第2楽章 スケルツォ・モルト・ヴィヴァーチェ
第3楽章 ラルゴ
第4楽章 フィナーレ プレスト、ノン・タント
アンコール 1回目 ラヴェル ハイドンの名によるメヌエット
2回目 ?????
ラヴェルは、超絶技巧的でダイナミックな演奏だった。
もう少しセンチメンタルであって欲しいのにと、私は思った。
これは、私が普段聴いているCDに影響されているからに他ならないのだが。
「ドビュッシーがないのが残念だわ」
と、一緒に見ていた次女の先生は、おっしゃった。
次女は、花束を渡すという大役を仰せ付かっていたので、演奏の間中、緊張していて、ショパンあたりでは、もうぐったりしていた…
確かに、あのクラシック音楽の殿堂で、圧倒的なオーラを放ちながら、ものすごい演奏をするピアニストに花束を渡すのは、ストレスフルである。でも、一応、任務を遂行できた。
プーランク 常動曲
第1曲 充分に中庸に
第2曲 非常に中庸に
第3曲 速く
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
水の戯れ
夜のガスパール
オンディーヌ
絞首台
スカルボ
ショパン ピアノソナタ 第3番 ロ短調Op.58
第1楽章 アレグロ・マエストーノ
第2楽章 スケルツォ・モルト・ヴィヴァーチェ
第3楽章 ラルゴ
第4楽章 フィナーレ プレスト、ノン・タント
アンコール 1回目 ラヴェル ハイドンの名によるメヌエット
2回目 ?????
ラヴェルは、超絶技巧的でダイナミックな演奏だった。
もう少しセンチメンタルであって欲しいのにと、私は思った。
これは、私が普段聴いているCDに影響されているからに他ならないのだが。
「ドビュッシーがないのが残念だわ」
と、一緒に見ていた次女の先生は、おっしゃった。
次女は、花束を渡すという大役を仰せ付かっていたので、演奏の間中、緊張していて、ショパンあたりでは、もうぐったりしていた…
確かに、あのクラシック音楽の殿堂で、圧倒的なオーラを放ちながら、ものすごい演奏をするピアニストに花束を渡すのは、ストレスフルである。でも、一応、任務を遂行できた。
最近、急に聞きたくなったのだ。
秋のせい?
花束をジーンズの後ろポケットに突っ込んで歌うモリッシーの姿を、記憶のかなたから引っぱり出してきて、愛でる。なんとも、チャーミングな青年であったなぁ。
咳が出て、ちょっと熱っぽいので、とにかくハチミツを舐める。
明日、玄関のドアから出られないかもしれない。プーさんみたいに?
秋のせい?
花束をジーンズの後ろポケットに突っ込んで歌うモリッシーの姿を、記憶のかなたから引っぱり出してきて、愛でる。なんとも、チャーミングな青年であったなぁ。
咳が出て、ちょっと熱っぽいので、とにかくハチミツを舐める。
明日、玄関のドアから出られないかもしれない。プーさんみたいに?
どっかのヤマ師が オレが死んでるって 言ったってさ
2009年5月17日 音楽
よく言うぜ あの野郎 よく言うぜ
あきれて物も言えない
いい事ばかりはありゃしない
きのうは白バイにつかまった
月光仮面が来ないのと
あの娘が電話をかけてきた
金が欲しくて働いてねむるだけ
今までしてきた悪いことだけで
僕が明日有名になっても
どうってことないぜ まるで気にしない
君が僕を知ってる
だれかが僕の邪魔をしても
きっと君はいい事おもいつく
何でもないことで 僕を笑わせる
君が僕を知ってる
何から何まで君がわかっていてくれる
僕の事すべてわかっていてくれる
離れ離れになんかなれないさ
昨日はクルマの中で寝た
あの娘とてをつないで
市営グランドの駐車場
二人で毛布にくるまって
カーラジオからスローバラード
夜露が窓をつつんで
悪い予感のかけらもないさ
あの娘のねごとを聞いたよ
ほんとさ確かにきいたんだ
ベイエリアからリバプールから
このアンテナがキャッチしたナンバー
彼女 教科書ひろげてる時
ホットなメッセージ空に溶けてった
授業中アクビしてたら
口がでっかくなっちまった
いねむりばかりしてたら もう目が小さく
なっちまったNo no
内ポケットにいつもいまもYeahトランジスタ・ラジオ
彼女 教科書ひろげてる時 ホットなナンバー
空に溶けてった
Ahこんな気持ちAh
うまく言えたことがないNAI NAI NAI
Oh…
Ah君の知らないメロディー きいたことのないヒット曲Ah…
Ah君の知らないメロディーメロディー きいたことのないヒット曲Ah…
Ah君の知らないメロディー メロディー メロディー きいたことのないヒット曲Ah…
Ah君の知らないメロディー メロディー きいたことのないヒット曲Ah….
たばこを吸いながら いつでもつまらなそうに
たばこを吸いながら いつでも部屋に一人
ぼくの好きな先生
ぼくの好きなおじさん
たばこと絵の具のにおいの あの部屋にいつも一人
たばこを吸いながら キャンバスに向かってた
ぼくの好きな先生
ぼくの好きなおじさん
たばこを吸いながら困ったような顔をして
遅刻の多いぼくを口数も少なくしかるのさ
ぼくの好きな先生
ぼくの好きなおじさん
スーツケースひとつで ぼくの部屋に
ころがりこんで来てもいいんだぜ Baby
ギターケースひとつのぼくのとこで
明日からはじめるのさ
たった二人の勇気があれば
ダイジョブ ダイジョブ
きっとうまくやれるさ
バンドマン 歌ってよ
バンドマン 今夜もまた
ふたりのためのラプソディー
夜に腰かけてた 中途半端な夢は
電話のベルで醒まされた
無口になったぼくは ふさわしく暮らしてる
言い忘れたことあるけれど
多摩蘭坂を登り切る 手前の坂の
途中の家を借りて 住んでる
だけど どうも苦手さ こんな夜は
お月さまのぞいてる 君の口に似てる
キスしておくれよ 窓から
多摩蘭坂を登り切る 手前の坂の
途中の家を借りて 住んでる
ダンス・ダンス・ダンス おどりたい
夜が明けるまで おどりつづけて
おしえておくれよ ステップ!
まずはおどりたい 今夜ひと晩中
きっと うまくのれるさ これが流行のステップ!
お月様 雲の中 もう何も見えない
さあ お願い パートナー 真夜中を
ダンス・ダンス…
4拍子 あしたの事 みんな忘れたよ
ほんとかい? これでいいのかい?
真夜中の
もう今は 彼女は
どこにもいない
朝はやく目覚ましが
なっても
そういつも 彼女と
くらしてきたよ
ケンカしたり
仲直りしたり
ずっと夢を見て
安心してた 僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
でも それは
遠い遠い思い出
日がくれて
テーブルに
すわっても
Ah今は彼女
写真の中で
やさしい目で
僕に微笑む
ずっと夢を見て
幸せだったな 僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
ずっと夢を見て
安心してた 僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
Ah Ah Ah Ah
Ah Ah Ah Ah
ずっと夢を見て
いまもみてる 僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
ずっと夢をみて
安心してた僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
ずっと夢見させて
くれてありがとう
僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
以前から、家事をしながら、しょっちゅう、「雨上がりの夜空に」などを口ずさんでは、娘たちのヒンシュクを買っていた。
いまや、四六時中、清志郎の声が頭の中で鳴りっ放し。
友達が何人も、葬儀に行ったそうである。
わたしには、そんなことできなかった。あらためて彼の死を確認する作業は、私の体力的限界を超えていた。
清志郎、死んじゃったしな。
もう、死ぬの、怖くないな。
あきれて物も言えない
いい事ばかりはありゃしない
きのうは白バイにつかまった
月光仮面が来ないのと
あの娘が電話をかけてきた
金が欲しくて働いてねむるだけ
今までしてきた悪いことだけで
僕が明日有名になっても
どうってことないぜ まるで気にしない
君が僕を知ってる
だれかが僕の邪魔をしても
きっと君はいい事おもいつく
何でもないことで 僕を笑わせる
君が僕を知ってる
何から何まで君がわかっていてくれる
僕の事すべてわかっていてくれる
離れ離れになんかなれないさ
昨日はクルマの中で寝た
あの娘とてをつないで
市営グランドの駐車場
二人で毛布にくるまって
カーラジオからスローバラード
夜露が窓をつつんで
悪い予感のかけらもないさ
あの娘のねごとを聞いたよ
ほんとさ確かにきいたんだ
ベイエリアからリバプールから
このアンテナがキャッチしたナンバー
彼女 教科書ひろげてる時
ホットなメッセージ空に溶けてった
授業中アクビしてたら
口がでっかくなっちまった
いねむりばかりしてたら もう目が小さく
なっちまったNo no
内ポケットにいつもいまもYeahトランジスタ・ラジオ
彼女 教科書ひろげてる時 ホットなナンバー
空に溶けてった
Ahこんな気持ちAh
うまく言えたことがないNAI NAI NAI
Oh…
Ah君の知らないメロディー きいたことのないヒット曲Ah…
Ah君の知らないメロディーメロディー きいたことのないヒット曲Ah…
Ah君の知らないメロディー メロディー メロディー きいたことのないヒット曲Ah…
Ah君の知らないメロディー メロディー きいたことのないヒット曲Ah….
たばこを吸いながら いつでもつまらなそうに
たばこを吸いながら いつでも部屋に一人
ぼくの好きな先生
ぼくの好きなおじさん
たばこと絵の具のにおいの あの部屋にいつも一人
たばこを吸いながら キャンバスに向かってた
ぼくの好きな先生
ぼくの好きなおじさん
たばこを吸いながら困ったような顔をして
遅刻の多いぼくを口数も少なくしかるのさ
ぼくの好きな先生
ぼくの好きなおじさん
スーツケースひとつで ぼくの部屋に
ころがりこんで来てもいいんだぜ Baby
ギターケースひとつのぼくのとこで
明日からはじめるのさ
たった二人の勇気があれば
ダイジョブ ダイジョブ
きっとうまくやれるさ
バンドマン 歌ってよ
バンドマン 今夜もまた
ふたりのためのラプソディー
夜に腰かけてた 中途半端な夢は
電話のベルで醒まされた
無口になったぼくは ふさわしく暮らしてる
言い忘れたことあるけれど
多摩蘭坂を登り切る 手前の坂の
途中の家を借りて 住んでる
だけど どうも苦手さ こんな夜は
お月さまのぞいてる 君の口に似てる
キスしておくれよ 窓から
多摩蘭坂を登り切る 手前の坂の
途中の家を借りて 住んでる
ダンス・ダンス・ダンス おどりたい
夜が明けるまで おどりつづけて
おしえておくれよ ステップ!
まずはおどりたい 今夜ひと晩中
きっと うまくのれるさ これが流行のステップ!
お月様 雲の中 もう何も見えない
さあ お願い パートナー 真夜中を
ダンス・ダンス…
4拍子 あしたの事 みんな忘れたよ
ほんとかい? これでいいのかい?
真夜中の
もう今は 彼女は
どこにもいない
朝はやく目覚ましが
なっても
そういつも 彼女と
くらしてきたよ
ケンカしたり
仲直りしたり
ずっと夢を見て
安心してた 僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
でも それは
遠い遠い思い出
日がくれて
テーブルに
すわっても
Ah今は彼女
写真の中で
やさしい目で
僕に微笑む
ずっと夢を見て
幸せだったな 僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
ずっと夢を見て
安心してた 僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
Ah Ah Ah Ah
Ah Ah Ah Ah
ずっと夢を見て
いまもみてる 僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
ずっと夢をみて
安心してた僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
ずっと夢見させて
くれてありがとう
僕は
Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン
以前から、家事をしながら、しょっちゅう、「雨上がりの夜空に」などを口ずさんでは、娘たちのヒンシュクを買っていた。
いまや、四六時中、清志郎の声が頭の中で鳴りっ放し。
友達が何人も、葬儀に行ったそうである。
わたしには、そんなことできなかった。あらためて彼の死を確認する作業は、私の体力的限界を超えていた。
清志郎、死んじゃったしな。
もう、死ぬの、怖くないな。
借りたものを返さない
2008年11月19日 音楽 コメント (2)
先日、ルースターズのトリビュートアルバムのことを思い出したら、無性に聞きたくなった。1999年に出た、ミッシェルが参加しているヤツだ。
が。
ないの。これ、友達に貸したら、なかなか返してくれなくて、そうこうするうちに、そいつは結婚して、遠くへ行ってしまって、音信不通。
むかつくー!ふん、でも、結婚祝いだと思って、くれてやるぜ。
借りたもの返さない人って、よくいる。
あるとき、友達の家に遊びに行ったら、「ニジンスキーの手記」という本があって、
「お、これ、あたしも読みたい。貸して」
と言ったら、
「だめ。○○(共通の友人)のだから」
と言う。
「じゃあ、○○に言っとくから、あたしに回してよ」
と言ったら、
「だめ。これ、返したくないの。だから、○○には、もう、会わないことにしたの」
と、言うではないか!
彼女とは、その後もずっと仲良くしているが、絶対に本は貸さないことにしている。
でも。
よくよく自分の部屋を見渡すと、借りたまま返していない本や、CDや、ビデオや、DVDって、沢山ある…
あたしも「返さない人」だったのか…
でー、どうしてもトリビュート盤を聴きたくなた私は、HMVに買いに行った。長女がZ会でゲットした(と言っても、会費は親が払っているんだから、親のもんだよ?)ミュージックギフトカードがあったので、私は強気にCD3枚をレジに持っていったのだが、
「当店では、ミュージックギフトカードはご利用できません」だと!!
後には引けないから、現金で払ったが(汗)、それじゃこのミュージックカードって、どこで使えるのよ?(帰宅後、ググッたら、タワレコでは使えるとのこと。チクショーだわ!)
それにしても。
音楽業界はえらいね。10年前に出たCDだって、いや、もっと昔に出たCDだって、ちゃんとお店で売ってるもんね。マニアックなCDだって、ちゃんと揃えてあるもんね。
少しは、出版業界も見習ったらどうかね?
が。
ないの。これ、友達に貸したら、なかなか返してくれなくて、そうこうするうちに、そいつは結婚して、遠くへ行ってしまって、音信不通。
むかつくー!ふん、でも、結婚祝いだと思って、くれてやるぜ。
借りたもの返さない人って、よくいる。
あるとき、友達の家に遊びに行ったら、「ニジンスキーの手記」という本があって、
「お、これ、あたしも読みたい。貸して」
と言ったら、
「だめ。○○(共通の友人)のだから」
と言う。
「じゃあ、○○に言っとくから、あたしに回してよ」
と言ったら、
「だめ。これ、返したくないの。だから、○○には、もう、会わないことにしたの」
と、言うではないか!
彼女とは、その後もずっと仲良くしているが、絶対に本は貸さないことにしている。
でも。
よくよく自分の部屋を見渡すと、借りたまま返していない本や、CDや、ビデオや、DVDって、沢山ある…
あたしも「返さない人」だったのか…
でー、どうしてもトリビュート盤を聴きたくなた私は、HMVに買いに行った。長女がZ会でゲットした(と言っても、会費は親が払っているんだから、親のもんだよ?)ミュージックギフトカードがあったので、私は強気にCD3枚をレジに持っていったのだが、
「当店では、ミュージックギフトカードはご利用できません」だと!!
後には引けないから、現金で払ったが(汗)、それじゃこのミュージックカードって、どこで使えるのよ?(帰宅後、ググッたら、タワレコでは使えるとのこと。チクショーだわ!)
それにしても。
音楽業界はえらいね。10年前に出たCDだって、いや、もっと昔に出たCDだって、ちゃんとお店で売ってるもんね。マニアックなCDだって、ちゃんと揃えてあるもんね。
少しは、出版業界も見習ったらどうかね?
都内某所にて。
友人のヴォーカリストEのソロライヴへ行った。
彼女の歌と、さまざまな楽器と、映像が、すとんと決まる瞬間がいく度もあって、快感を覚えた。
会場は人が溢れんばかりで、そうとう窮屈な思いをしたが、その甲斐はあった。
Eが、「中学生はタダでいいよ」と言ってくれたので、長女も連れて行った。
長女いわく、「感動体験がひとつ増えた!!」とのこと。
よかったねえ。
友人のヴォーカリストEのソロライヴへ行った。
彼女の歌と、さまざまな楽器と、映像が、すとんと決まる瞬間がいく度もあって、快感を覚えた。
会場は人が溢れんばかりで、そうとう窮屈な思いをしたが、その甲斐はあった。
Eが、「中学生はタダでいいよ」と言ってくれたので、長女も連れて行った。
長女いわく、「感動体験がひとつ増えた!!」とのこと。
よかったねえ。
Somethin’ Else
2008年11月3日 音楽
秋だもの。枯葉だもの。
マイルスも、キャノンボールも、他のメンバーも、心から演奏を楽しんでいる様子が伝わってくる。
空気が冷えてくるこの季節に聞くと、気持ちが温まる。
フランスのジャズファンは、アメリカのジャズミュージシャンに、敬愛の念を抱いている。
それが一番良く現れているのが、「ラウンド・ミッドナイト」という映画。
ルイ・マルもジャズ狂で、「死刑台のエレベーター」の、マイルスの即興は、素晴らしいを通り越して、鳥肌もの。
「好奇心」の少年は、チャーリー・パーカーのレコードを熱心に聴きながら、思春期を過ごしていた。
だから。
フランス発のこの曲を、マイルス達がこんなにも美しく演奏してくれたことに、当時のフランスのジャズファンは、すごく喜んだだろうなー。と、思う。
マイルスも、キャノンボールも、他のメンバーも、心から演奏を楽しんでいる様子が伝わってくる。
空気が冷えてくるこの季節に聞くと、気持ちが温まる。
フランスのジャズファンは、アメリカのジャズミュージシャンに、敬愛の念を抱いている。
それが一番良く現れているのが、「ラウンド・ミッドナイト」という映画。
ルイ・マルもジャズ狂で、「死刑台のエレベーター」の、マイルスの即興は、素晴らしいを通り越して、鳥肌もの。
「好奇心」の少年は、チャーリー・パーカーのレコードを熱心に聴きながら、思春期を過ごしていた。
だから。
フランス発のこの曲を、マイルス達がこんなにも美しく演奏してくれたことに、当時のフランスのジャズファンは、すごく喜んだだろうなー。と、思う。
Chicken Zombies
2008年10月14日 音楽
日本に住まいを移してもうすぐ10年になるのだが。
何故、日本に帰ってきたかと言うと。
1997年の暮れ、私はまだ小さかった長女(実に、まだ3歳だった)を連れて、一時帰国していた。
実家の自分の部屋でテレビの音楽番組を眺めていたら、「THE BIRDMEN」のビデオクリップがかかったのだ。
「カッコイイ!!!!!」
友達に電話して、このバンドの正体を突き止め、アルバム「Chicken Zombies」をゲットして、フランスへ戻った。
来る日も来る日も、このアルバムを聞き続けて、彼らのライヴへ行きたい欲求がどんどん膨らんでいった。
そして、ある日。私は夫に宣言した。
「あたし、日本に帰る。それで、もーずーっと、日本で暮らす」
驚いて、あせる夫。
「え?子供はどうするの?」
「連れて帰る。あなたも付いてきたかったら、付いてきてもいいわよ」
当時暮らしていた南フランスでの生活に私が満足していないことは、夫も気付いていた。
なんというか、私の性に合わない場所だったのだ。
「わかった。わかったから、1年待って」
夫は、そう懇願した。
彼は自分の仕事を気に入っていて、会社側も彼に期待をかけていた。だから、それを犠牲にして日本へ行くのはもったいないなあと、私は他人事のように思っていた。
しかしついに。
夫は、日本の会社でのポストを見つけ、ローンの返済が山ほど残ったアパルトマンを売りに出し(すごい損したー!)、私たちは、1998年の暮れに、3人で日本へ帰ってきた。
そしてめでたく、私は、ミッシェル・ガン・エレファントのライヴに行くことができた。あー、楽しかった、あの日々。長女なんか、あっちゃこっちゃに預け、ライヴ行きまくったもんね。
そんな私の思惑など知らなかった夫だが、ある日、控えめに、私に要求してきたのだ。
「君の希望通り、こうして日本へ帰ってきたのだから、僕の希望もひとつ聞いてもらえないだろうか?」
「な、なに?」
「もうひとり、子供が欲しい」
ええええ???
子供は長女一人で十分だと思っていたのに。第一、妊娠したら、ライヴ、行けなくなるじゃん?(このバンドのライヴは時として客が暴動化するのだった)
でも。
夫がちょっと気の毒に思えたので、希望をかなえてあげた。
で、生まれてきたのが、次女。
私は妊娠6ヶ月までライヴへ行き、出産後も行き続け、2003年に、ミッシェルは解散した。
だから、ホントのこと言うと。
私が日本に住んでなきゃならない理由は、もうないんだよねえ。
何故、日本に帰ってきたかと言うと。
1997年の暮れ、私はまだ小さかった長女(実に、まだ3歳だった)を連れて、一時帰国していた。
実家の自分の部屋でテレビの音楽番組を眺めていたら、「THE BIRDMEN」のビデオクリップがかかったのだ。
「カッコイイ!!!!!」
友達に電話して、このバンドの正体を突き止め、アルバム「Chicken Zombies」をゲットして、フランスへ戻った。
来る日も来る日も、このアルバムを聞き続けて、彼らのライヴへ行きたい欲求がどんどん膨らんでいった。
そして、ある日。私は夫に宣言した。
「あたし、日本に帰る。それで、もーずーっと、日本で暮らす」
驚いて、あせる夫。
「え?子供はどうするの?」
「連れて帰る。あなたも付いてきたかったら、付いてきてもいいわよ」
当時暮らしていた南フランスでの生活に私が満足していないことは、夫も気付いていた。
なんというか、私の性に合わない場所だったのだ。
「わかった。わかったから、1年待って」
夫は、そう懇願した。
彼は自分の仕事を気に入っていて、会社側も彼に期待をかけていた。だから、それを犠牲にして日本へ行くのはもったいないなあと、私は他人事のように思っていた。
しかしついに。
夫は、日本の会社でのポストを見つけ、ローンの返済が山ほど残ったアパルトマンを売りに出し(すごい損したー!)、私たちは、1998年の暮れに、3人で日本へ帰ってきた。
そしてめでたく、私は、ミッシェル・ガン・エレファントのライヴに行くことができた。あー、楽しかった、あの日々。長女なんか、あっちゃこっちゃに預け、ライヴ行きまくったもんね。
そんな私の思惑など知らなかった夫だが、ある日、控えめに、私に要求してきたのだ。
「君の希望通り、こうして日本へ帰ってきたのだから、僕の希望もひとつ聞いてもらえないだろうか?」
「な、なに?」
「もうひとり、子供が欲しい」
ええええ???
子供は長女一人で十分だと思っていたのに。第一、妊娠したら、ライヴ、行けなくなるじゃん?(このバンドのライヴは時として客が暴動化するのだった)
でも。
夫がちょっと気の毒に思えたので、希望をかなえてあげた。
で、生まれてきたのが、次女。
私は妊娠6ヶ月までライヴへ行き、出産後も行き続け、2003年に、ミッシェルは解散した。
だから、ホントのこと言うと。
私が日本に住んでなきゃならない理由は、もうないんだよねえ。
コメントをみる |

今日は、ピアニストの友人とクラリネット吹きの友人がやってきて、演奏をしてくれた。
私一人で聴くんじゃもったいないから、友人Nも呼んだ。
サン・サーンスのクラリネット・ソナタ
ブラームスのクラリネット・ソナタ
私が愛する、美しい楽曲たち。
クラリネットの深い響きに、私もNも、涙した。
ピアノの伴奏も、クラに寄り添い、美しかった。
贅沢すぎる時間だった。
ありがとう、私の素晴らしい音楽家の友人たち!
私一人で聴くんじゃもったいないから、友人Nも呼んだ。
サン・サーンスのクラリネット・ソナタ
ブラームスのクラリネット・ソナタ
私が愛する、美しい楽曲たち。
クラリネットの深い響きに、私もNも、涙した。
ピアノの伴奏も、クラに寄り添い、美しかった。
贅沢すぎる時間だった。
ありがとう、私の素晴らしい音楽家の友人たち!
夏の気配が迫ってくると、体の隅々の細胞が、ベルセバを想ってそわそわする。
2年前の夏、フランスのサン・マロという、イギリス海峡に面した要塞都市の、ロック・フェスティバルで、ベルセバのライヴを見た。
崩れかかった城壁の果ての原っぱの、(日本のロックフェスに比べれば相当に)シンプルなステージで、いくつものバンドが演奏して、夏時間の遅く、日の暮れかかるちょうどそのとき、ベルセバが現れたのだ。
きゃー!と押し寄せる人々に混じって、当然私もステージに向かって前進する。するとフランス人というのは割合鷹揚なところがあって、チビの私を、どうぞどうぞと、前へ押し出してくれて、気がついたら最前列だった。
ベル・セバのメンバーは皆、フレンドリーでくつろいだ表情で、のびのびと演奏を楽しんでいた。
海から来る潮風と、原っぱの草の匂い、陽が落ちていく空の色の移り変わり、そしてベルセバの音楽。その心地よさ、楽しさ、高揚する気持ち。これを至福と呼ばずになんと言える?
夢のようなライヴの後、長年ベルセバファンをしているというフランス人に話しかけられた。
「今日のライヴ、最高だったね!君、日本から来てるの?いいなあ、彼らはよく日本へ行くよね?フランスではあまりライヴをやらないんだよ」
「でもね、東京の息が詰まるようなライヴハウスで聞くより、今日のほうが全然よかったよ。彼らも、心から楽しんでたし!」
おみやげ物屋さんで、THE LIFE PURSUIT の黒い大ぶりな布のカバンを買った。大きな画用紙でもそのまま入れられる、便利物だと思った。
そして、年が明けまもなく、次女が立て続けに病いに罹り、レントゲンやCTの大きなフィルムを持って移動するのに、このカバンが大活躍したわけだが、もちろん、このとき、そんなことは知る由もなかった。
2年前の夏、フランスのサン・マロという、イギリス海峡に面した要塞都市の、ロック・フェスティバルで、ベルセバのライヴを見た。
崩れかかった城壁の果ての原っぱの、(日本のロックフェスに比べれば相当に)シンプルなステージで、いくつものバンドが演奏して、夏時間の遅く、日の暮れかかるちょうどそのとき、ベルセバが現れたのだ。
きゃー!と押し寄せる人々に混じって、当然私もステージに向かって前進する。するとフランス人というのは割合鷹揚なところがあって、チビの私を、どうぞどうぞと、前へ押し出してくれて、気がついたら最前列だった。
ベル・セバのメンバーは皆、フレンドリーでくつろいだ表情で、のびのびと演奏を楽しんでいた。
海から来る潮風と、原っぱの草の匂い、陽が落ちていく空の色の移り変わり、そしてベルセバの音楽。その心地よさ、楽しさ、高揚する気持ち。これを至福と呼ばずになんと言える?
夢のようなライヴの後、長年ベルセバファンをしているというフランス人に話しかけられた。
「今日のライヴ、最高だったね!君、日本から来てるの?いいなあ、彼らはよく日本へ行くよね?フランスではあまりライヴをやらないんだよ」
「でもね、東京の息が詰まるようなライヴハウスで聞くより、今日のほうが全然よかったよ。彼らも、心から楽しんでたし!」
おみやげ物屋さんで、THE LIFE PURSUIT の黒い大ぶりな布のカバンを買った。大きな画用紙でもそのまま入れられる、便利物だと思った。
そして、年が明けまもなく、次女が立て続けに病いに罹り、レントゲンやCTの大きなフィルムを持って移動するのに、このカバンが大活躍したわけだが、もちろん、このとき、そんなことは知る由もなかった。
ロックとアフリカと追悼
2008年6月3日 音楽
来たね。ボブ・ゲルドフとボノ。
私は、ブームタウン・ラッツが好きだった。とにかく、楽曲がイイ!もん(エヴァ・ブラウン、名曲すぎよ?)。
2度の来日公演、もちろん行った。泣いた。
世の中が、ブームタウン・ラッツをちゃんと評価していないのがもどかしかった。
そりゃ、他のパンク・ニューウェイヴバンドに比べれば過激さはなかったけど、音楽のよさは正当に認められるべきじゃないか?と。
映画、『ピンク・フロイド ザ・ウォール』、目を凝らして鑑賞した。
だけど!!!
ボブ・ゲルドフが慈善活動をするようになってから、急速に興味を失った。
なんか、顔つきが、ミュージシャンじゃなくなって、実業家みたいになって。
失望っつか、ダサッ。
U2は、別に好きでも嫌いでもなかったが、本国でボロクソ日本の悪口言ってるのに(あんな成金のサイテーな国には行きたくないぜ、みたいな)、たまに、ちゃっかりやってきては金儲けしてくとこが、なんとも、やな感じだなーと。
ま、べつにいんだけどね。当時は(まあ、今でも)、日本て、成金でサイテーな国だって意見には、賛成でしたから。
その後、案の定とゆうか。
ボノも、アフリカと関わりだして、顔つき変わったね。
風格ってんですか? 妙なもの付いちゃった感じ。
私は、世界が、日本が、アフリカを支援することに、何の異議もございません。
だけど、ロック・ミュージシャンが、ダサくなることに、我慢が出来ないのよー!!
そして、追悼です。
ボ・ディドリー、死んだね。彼は最後までカッコよかった!イカしてた!
彼のリズムは、永遠。偉大。
私は、ブームタウン・ラッツが好きだった。とにかく、楽曲がイイ!もん(エヴァ・ブラウン、名曲すぎよ?)。
2度の来日公演、もちろん行った。泣いた。
世の中が、ブームタウン・ラッツをちゃんと評価していないのがもどかしかった。
そりゃ、他のパンク・ニューウェイヴバンドに比べれば過激さはなかったけど、音楽のよさは正当に認められるべきじゃないか?と。
映画、『ピンク・フロイド ザ・ウォール』、目を凝らして鑑賞した。
だけど!!!
ボブ・ゲルドフが慈善活動をするようになってから、急速に興味を失った。
なんか、顔つきが、ミュージシャンじゃなくなって、実業家みたいになって。
失望っつか、ダサッ。
U2は、別に好きでも嫌いでもなかったが、本国でボロクソ日本の悪口言ってるのに(あんな成金のサイテーな国には行きたくないぜ、みたいな)、たまに、ちゃっかりやってきては金儲けしてくとこが、なんとも、やな感じだなーと。
ま、べつにいんだけどね。当時は(まあ、今でも)、日本て、成金でサイテーな国だって意見には、賛成でしたから。
その後、案の定とゆうか。
ボノも、アフリカと関わりだして、顔つき変わったね。
風格ってんですか? 妙なもの付いちゃった感じ。
私は、世界が、日本が、アフリカを支援することに、何の異議もございません。
だけど、ロック・ミュージシャンが、ダサくなることに、我慢が出来ないのよー!!
そして、追悼です。
ボ・ディドリー、死んだね。彼は最後までカッコよかった!イカしてた!
彼のリズムは、永遠。偉大。
昨晩。
都内某所に、友人Zの作った映画を見に行った。
前作よりは、悪くなかった。
内容が、前回より陳腐でなかっただけマシと言うか…
本人には、「うん、よかったよ」とだけ、言っておいた。
その後、スタッフとして加わっていた友人Sの家に行き、2人で話し込んだ。
で、気がついたら12時過ぎで、あわてて帰った。
今朝、6時の天気予報で、警報のチェックをしなければならなかったので。
(長女の学校のため。台風の警報解除の時間によって、登校時間が変わるのだ。めんどくさ!しかも!結局警報なんかありゃしねえ。ぷんぷん。)
そして本日。
無性にヴァレリー・ルメルシエが聴きたくなり、CDを引っ張り出した。台所の掃除をしながら聴いて、機嫌を良くした。古きよき時代のフレンチポップスを意識しまくりながらも、今の時代のエッセンスも入っていて、しかも、可愛い!
(台所の掃除が楽しくなる音楽なんて、そうそうないぜ?)
都内某所に、友人Zの作った映画を見に行った。
前作よりは、悪くなかった。
内容が、前回より陳腐でなかっただけマシと言うか…
本人には、「うん、よかったよ」とだけ、言っておいた。
その後、スタッフとして加わっていた友人Sの家に行き、2人で話し込んだ。
で、気がついたら12時過ぎで、あわてて帰った。
今朝、6時の天気予報で、警報のチェックをしなければならなかったので。
(長女の学校のため。台風の警報解除の時間によって、登校時間が変わるのだ。めんどくさ!しかも!結局警報なんかありゃしねえ。ぷんぷん。)
そして本日。
無性にヴァレリー・ルメルシエが聴きたくなり、CDを引っ張り出した。台所の掃除をしながら聴いて、機嫌を良くした。古きよき時代のフレンチポップスを意識しまくりながらも、今の時代のエッセンスも入っていて、しかも、可愛い!
(台所の掃除が楽しくなる音楽なんて、そうそうないぜ?)
1 2