ハムレット

2012年1月7日 演劇
ハムレット

落語

2011年5月30日 演劇

「煙草の

2011年5月26日 演劇
「煙草の
害について」という、柄本明のひとり芝居を見に行った。
うちの近所にできた自宅兼劇団稽古場のアトリエへ。

すぐ目の前(2メートルくらいの距離)で演じているのに、
柄本明さんは、同じ空間にいる気がしなかった。
圧倒的な存在感を放っているのだが、
そばにいる気がしない。
別の次元の何かを見ているような感じ。
テレビや映画のスクリーンで見慣れているせいか?

チェーホフ原作の戯曲を体に染み込ませ、
自由自在に演じる芝居は、愉快すぎて夢を見ているようだった。
あと100回ぐらい見たい!

旅とあいつとお姫さま
を、観に行った。カデットと。

テレーサの舞台は、本当に素晴らしい。
すみからすみまで素晴らしくって、何度でも見たくなる。

演技者たちのクオリティ、美術や衣装の芸術的完成度、ものがたり、そして演出…!

観劇後、ロビーにテレーサがいたので、少し話した。
「この劇は、このくらいの年齢の子供にふさわしいのよ」
と、カデットを見ておっしゃったので、
「私が見ても、大変素晴らしいです!!」
と、力説した…

カデットはテレーサのワークショップに参加したことがある。
テレーサは、力強くカデットの手を握ってくれた。




去年、杉並にできたこの劇場のカフェは、なかなかご機嫌な場所。
天井が高くて、壁に並べられたたくさんの絵本は読み放題。
「本格派カレー」は、ショウガの千切りが入っていて、風邪気味の私にふさわしい一品だった。コーヒーや紅茶も美味しくて、おまけに、リーズナブル。
「このカフェのためだけにでも、また高円寺に来たい」と、カデットは言った

にんぎょひめ

2010年5月30日 演劇
にんぎょひめ
カデットと、念願のおでかけ。
246沿いのオサレなカフェでランチして、劇場へ。
「にんぎょひめ」を見るのは、3回目のカデット。
1回目は父親と、2回目は姉と、そして、
「3回目は、お母さんと!」

いやー、もー。
ものすごく良かった。
美術も衣装も演出も、そしてもちろん俳優たちも。
素晴らしかった。美しかった。
イタリア人女性が演出するこの舞台を、
カデットが3度も見たがる理由が、よくわかった。
こんなにセンスのある舞台、始めてみたかも。

観劇後、同じ建物内でやってたインドのフェアに行った。
私は、インドのスカートを買い(エスニックの血が疼いたんだもん!)、
カフェで、チャイ&マンゴー・ラッシーを飲んでくつろいだ。
でも、カデットは、インド、好きじゃないんだって。
「わたし、インドに連れてかれたら、ものすごく不幸になると思う」って言うの。
だいじょうぶだよ、インドには連れて行かない。約束するよ。

それから、西友でカデットのリュックサック(アディダス!)を買って、緑道を散歩しながら家に帰った。

コンドルズ/狼たちの午後
を近所の劇場に見に行った。エネとカデットと3人で。

アイディアがごっちゃり詰め込まれた、抱腹絶倒の舞台だった。
神がかってるとすら感じる場面がいくつかあった。
畏るべし、近藤良平。


しかし一番面白かったのは、
開演前のスクリーンにドアップで登場した、学ラン+無精ひげの野村萬斎(この劇場の芸術監督ね)が、上演中の諸注意を身振り手振り+アフレコでやったことかも。
さすが狂言師、芸が細かくて、仕草が素晴らしかった。


そして、この演目を「こどもの劇場」にラインナップする我がS区に乾杯なのだ。

歌舞伎座さよなら公演
十二月大歌舞伎を見に行った。
Sa夫婦とEとSuちゃんと。

一、操り三番叟(あやつりさんばそう)
             三番叟  勘太郎
              後見  松 也
              千歳  鶴 松
               翁  獅 童


二、新版歌祭文
  野崎村(のざきむら)
              お光  福 助
              お染  孝太郎
            後家お常  秀 調
              久作  彌十郎
              久松  橋之助


三、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん )
            山蔭右京  勘三郎
            太郎冠者  染五郎
            侍女千枝  巳之助
            侍女小枝  新 悟
           奥方玉の井  三津五郎


四、大江戸りびんぐでっど(おおえどりびんぐでっど)
              半助  染五郎
              お葉  七之助
            大工の辰  勘太郎
           根岸肥前守  彌十郎
            遣手お菊  萬次郎
             丁兵衛  市 蔵
             与兵衛  亀 蔵
             佐平次  井之上隆志
           紙屑屋久六  猿 弥
          和尚実は死神  獅 童
          石坂段右衛門  橋之助
            女郎お染  扇 雀
           女郎喜瀬川  福 助
             四十郎  三津五郎
              新吉  勘三郎


ナマ獅童も、ナマ勘三郎も、ナマ染五郎も堪能したぜ!
長女のバードウォッチング用の双眼鏡をもっていったので、表情もドアップで楽しめた。


「大江戸りびんぐでっど」は、クドカンの作・演出とゆうことで、期待が高かったが、“歌舞伎役者を使ったフツーの芝居”って感じで、革新的な歌舞伎というわけではなかった。残念なり。


それにしても、勘三郎は芸達者。芸達者すぎ!

落語家礼賛

2008年6月13日 演劇
縁あって、某落語家が脚色・演出・ちょこっと出演の芝居を、新宿のKホールに見に行った。

私は、いわゆる「演劇!」という感じの舞台が好きでない。
だって、ダサいんだもん。
舞台の上で俳優が声張り上げて語っているのを見ると、それだけで恥ずかしくなっちゃう。
演劇と演歌は、私にとっては同じジャンルかも。
クドカンが脚本書いた「メタルマクベス」でさえ、ちょっとなあと、思ってしまったのである。唯一楽しめる演劇は大人計画ぐらいか…

今日の舞台も、俳優たちが「演技」しているのを見るのは、正直つらかった。

が!落語家が登場した途端、舞台の空気が変わった。落語家の世界観が、全てを飲み込みこんだ。俳優たちのヒステリックな発声法に疲れていた私の耳は、落語家の発するやわらかい一言、一言に癒された。

落語家ってすごいなあと。
間の抜けた、間の取り方が、絶妙だった。
普段はひとりきりで舞台の全てを表現するのだから、
表現者として、最上級でないと、務まらないんだろうなあ。

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索