次女が眠りにつく前のひととき、本を読んでやる。
ここの所ずっと、ケストナーだった。
「点子ちゃんとアントン」、「エーミールと探偵たち」、「エーミールと三人のふたご」、「二人のロッテ」。
ところが、「飛ぶ教室」を読み始めてから、どうも、具合が悪い。おもしろくないらしい。訳者のせいなのか(今までずっと読んでたのは、池田香代子訳、今回は高橋健二訳)、それともこの話が、まだ7歳の彼女には難しいのか、はたまた本当に面白くないものなのか。

そこで、路線変更。
「日本人なんだから、毛唐の書いたものばっか読んでないで、やっぱり日本人の書いたもの読も。」
(もっとも、彼女は、半分フランス人なのだが!)
というわけで、宮沢賢治。
童話集を読んでやると、くすくす笑う。言葉のリズムが面白いらしい。
でも、これって、日本語って言うより、宮沢賢治語だね。
そして、私にはちょっと馴染みにくい世界観。ケストナーのほうが、しっくりくるなあ。

長女が、
「国語の先生が、宮沢賢治好きでね、『賢治はやっぱりいいなあ』ってよく言ってるよ」
おいおい、名前、呼び捨てかよ。

そーね、でも確かに、日本人て、どういうわけか、ある種の文学者のことを、名前で呼ぶね。賢治、中也、藤村、漱石、鴎外…
なぜかしら?苗字より名前に特徴がある場合にそうなるのかね?

本日は、次女の小学校の防犯パトロールに参加。

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