コメディに絡めた人間賛歌、もしくは人間賛歌に絡めたコメディ?

コリーヌ・セローは、オペラの演出をやってから、芸風が変わったようで。

2001年、パリのオペラ座(バスティーユ)で、J・シュトラウスの「こうもり」を見た。
映画監督が演出をしたということで、話題になっていた。
私の正直な感想は「だから?べつに、どーってことないのでは?」
中盤、ヒップホップのダンスが披露されたが、それを「新しい演出」と言うか?

でも。
この映画を見て、彼女がオペラの演出から得たものは多かったのだということがわかった。

夢の中のシーンは、ことごとくシュール。
怪物のヒップ・ホップシーンには、笑ったけど(よっぽど好きなんだね)

見てる間中、自分もバックパック背負って延々歩いてる気がしたのが、我ながらおかしかった。疲れちゃって、美しい景色が、目に入んないもんね、登場人物同様に。

それにしてもなあ。
あの、ヒューマニズム溢れるエンディングは、いただけません。映画を安っぽくしてるよ。

本日は、学校を休んだ次女と一日中、いちゃいちゃしていた。

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