ぼくを葬る

2008年6月24日 映画
エリック・ロメールの「夏物語」を、思いっきり意識しているなあと。ロメールに、オマージュを捧げてるのか? それとも、老監督に喧嘩売って、挑発してるのか? 
それはさておき、この映画。生きているだけで、つまりは、死に向かっているということだから、これは誰にとっても、身近なテーマ。ロマンみたいに、苦しみ、もがきながらも、近親者達に(生まれてくるであろう、自らの遺伝子を受け継ぐ子どもも含めて)、きちんと、自分なりのやり方で別れを告げて、強く、静かに、ひとりでそのときを迎えることができたら、理想的だろう。そういう意味では、良く出来た、美しい御伽噺であった。

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