ムッシュL

2008年9月24日 子供の学校
マダムNがアフリカへ行ってしまったので、次女のフランス語のプライベートレッスンの先生は、今月からムッシュLになった。

ムッシュLは、巨大なマシュマロみたいにふくよかで、年齢不詳な雰囲気を漂わせている。
(夫に「その先生は僕より若いのか?年取ってるのか?」と尋ねられて、私も次女も答えることが出来なかった…)
人柄も非常に温和で、語り口がやわらかくて優しい(←フランス人男性には珍しい)。

次女はと言えば、普段はうるさい位おしゃべりなのに、ムッシュLを前にすると、緊張してしまって、まるで借りてきた猫。彼の問いに答える声は、ささやくようなフランス語で、お前は、シャルロット・ゲンズブールか?カヒミ・カリィか?と、突っ込みたくなる。

小さなフランス語学校の小さな部屋の片隅で、ふたりのひそひそ話のようなフランス語を聞いていると、なんだか、おとぎ話の世界で妖精のおしゃべりを盗み聞きしている気分。

今日は授業の終わりに、
「マダム、退屈でしたか?」
と、声をかけられ、はっと目が覚めた。

早く次女がこの先生に慣れて、私がいなくても大丈夫になって欲しいなあ。

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