英語
テンション上げ上げのイギリス人女性と、テンション程々のアメリカ人男性の、お二人の先生が、コンビで教えてくださる授業だった。テンション上が、フルスピードで生徒たちを盛り上げ、テンション中が、盛り上がりそこなっている生徒のフォローをするというスタイル…
ウチの長女は、テンション上と目を合わさないよう、地味に息を潜めていた…

休み時間、テンション上が、参観していた保護者に、授業の趣旨を説明した。
「この授業では、日本語禁止です。生徒同士でもです。スピードが速いとお感じになったかもしれませんが、それは、生徒たちにトランスレーションをする時間を与えないためです。頭の中で日本語に変換させずに、直接、英語を理解させるのです」
というようなことを、英語で(!)、日本人の保護者に向かってお話されたのだ。
なんかねえ。
まるで、来日した外タレミュージシャンが、英語わかって当然だろ?って顔して、英語でMCをしているみたいで、感じ悪いなあ。
と、心の中で反抗的な気持ちになった。

国語
「走れメロス」
太宰だぜ。あれ?ダザイは、苗字で呼ばれてる。オウガイ、ソウセキ、トウソン、ケンジ、アンゴ、文豪と言えば、名前呼びなのに。まあ、オサムじゃ、迫力に欠けることは確かだけどね。
とゆうことは。大作家になりたかったら、平凡な苗字と、インパクトのある名前のペンネームがよいのかしら?
と、早くも私の頭は脱線モード。
と、思ってたら、もっと脱線している女子がいた。物語の中の「王」と「暴君ディオニス」を別人だと、勘違いして読んでいたのだ。だから、彼女の理解した物語の中には、「偉くて怖くて威張っている人」が、二人いることになっている。
先生がその間違いを指摘したら、
「でもぉ、マイワールドのなかではぁ、そういう人が二人いるってことになっちゃたからぁ、もう、なおせません!!」
だって。
私、なんだか、嬉しくなっちゃって、心の中で拍手。

どういうわけか。
中学校へ行くと、私は、中学生の気持ちになってしまう。保護者や先生の立場ではなくて、生徒の立場で、反抗したり、悪態をついたりしたくなる。
(小学校では、さすがに、そんなことはない)
つまり。
私は、中学生以来、精神年齢が上がっていないんだわ。

コメント

蒼月しおん
2008年10月29日9:12

t.p.さん おはようございます^^

授業参観・・懐かしい響きだわ、なんて思いながら拝読しました。
うちの次女は高校生ですが、高校になるとほとんど参観に行かれる方がいなくて、
私も学校に出向いても総会とか懇談だけ参加して帰ってきてしまいます^^;

t.p.さんの 参観の時生徒の側の気持ちになってしまう・・っていうこと、
私も同じような感覚でした(笑)

メロンパンナ
2008年10月30日0:49

蒼月しおんさん、

授業参観へ行くと、ムスメが家で話題にしているお友達に会えるので、それがとても楽しみです。
高校生になって、授業を眺める機会が少なくなったら、ちょっと寂しいだろうなあと思います。
でも、これを「子離れ」と、言うのでしょうね。

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