昨日の夕方、母がいつもリウマチでかかっている病院の理事長から電話があった。
「お母さん、入院されて、色々と困っていることがあるようですね。担当のS先生に相談されたいと連絡がありまして、その連絡先はお嬢さんにとのことで、今、電話をしている次第です」
「恐れ入ります!」
「S先生の携帯に電話したんだけど留守電になっていてね、たぶん授業中なんだと思いますけどね、メッセージを残しておいたから、あとで僕のところに電話があって、それからあなたのところへ、電話があると思います」
「はい!ありがとうございます!」

1時間後、再び理事長。
「今、S先生から電話があってね、あなたのところへ電話するからね」
「はい!」

そして数分後、S先生。
「あなたのお母さんのリウマチの主治医のSです」
「わざわざありがとうございます!」

S先生には20年以上診てもらっていて、母が一番頼りにしている先生だ。今までの経緯を話すと、
「僕、今からその病院へ行きます。お母さんに会って、できたらそこの先生にも会って、話を聞いてきます」
私は、ことの成り行きか信じられないくて、感謝の気持ちをどう表していいのか分からなかった。

それからしばらくして、母から電話があり、
「S先生が来てくれたの!」
と、嬉しそうな声だった。

そしてしばらくして再びS先生から電話。
「お母さん、思っていたよりは元気そうでした。一番恐れていた脳の疾患ではないですね。担当の先生には会えませんでしたので、明日、電話してみます。動眼神経麻痺ですが、原因は色々あります。多分、血管炎を疑って、ステロイド療法をしたのでしょう。このまま麻痺したままなのか、それとも顔面神経痛のように時がたって軽快するのか、様子を見たいのではないでしょうか。いずれにしても、神経内科の先生の領域ですからおまかせしましょう。明日、僕が電話して話をうかがい、お願いするという形をとりましょう」

なんて説得力があるのだろう!おまけに、自宅の電話番号まで教えてくれて、
「なにかあったら、電話ください。居ないときは、留守番電話にメッセージを残して置いてください」
とのこと。素晴らしすぎます。S先生。

そして、深夜、友人Nから携帯にメールが入った。
「お宅のポストに、落語のCDを入れといたわ。お母様に、ぜひ!」
って。
封筒の中に、文珍のCDのコピーが10枚入っていた!

心から感謝です。理事長先生、S先生、Nさん。

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