日本の母の受難 保育園編
2009年3月16日 ひとりごち コメント (2)日本の保育園事情が悪いのは、どなたもどなたも(政治家も官僚も)ご存知のはずなのに。
待機児が増えても、「不況で働くお母さんが増えたからしょうがない」と説明付け、切迫感をもって取り組んでいる様子が見えてこない。
私が次女を生んだとき。
ダメだとわかっていたけれど、区役所に一応申し込んで、やっぱりダメだった。
私は仕事をしているけれど、フルタイムの勤め人ではないので、優先順位が低いのだった。
会社を経営している知り合いに、自分の会社の社員として書類を作ってあげると言われたが、それは断った。
だって、生まれてすぐの子供の預け先に関して不正をしたら、その後の子供の人生によくないことが起きそうな気がしたから。
だから無認可の託児所を利用して乗り切り、3歳になった翌月から、預かり保育のある幼稚園に入園させた。
これは、同じ年頃の長女を育てたフランスでは考えられないこと。
保育園や、保育ママや、ベビーシッターなど、様々な選択肢があり、公的援助がある。
小さな子供が2人いる友人は、ベビーシッターに家に来てもらって、ついでに家事までしてもらっていた。
出産後も働き続ける女性が圧倒的に多いが、すぐに復職したくないお母さんのためには、3年の育児休業制度が保障されている。
夫の弟の奥さんのお母さんは高校のラテン語の先生だが、3年ごとに4人子供を生んだので、なんと12年も続けて育児休暇をとって、その後復職したのである!
そして、働いていないお母さんの子供のための託児所というのもあって、私たちが住んでいた街では、週に3回まで利用することができて、1時間100円くらいだった。
これは、素晴らしいシステムだと思った。だって働いていないお母さんにだって用事はあるし、いくら我が子でも四六時中くっついていたら、息が詰まっちゃうもの。
そして、3歳で幼稚園に入ると、午後にお昼寝をさせてくれて、降園時間は5時。延長すれば6時。
フランスのお母さんは恵まれているという印象を受けるが、フランス人母さんたちにしてみれば、「そんなの、あたりまえじゃない?」って感じで、更に優遇されるための権利を獲得しようとさえしている。
私たち日本人女性は、声の上げかたが足りないのだろうか?
それとも、はなから声なんて上げていないのだろうか?
待機児が増えても、「不況で働くお母さんが増えたからしょうがない」と説明付け、切迫感をもって取り組んでいる様子が見えてこない。
私が次女を生んだとき。
ダメだとわかっていたけれど、区役所に一応申し込んで、やっぱりダメだった。
私は仕事をしているけれど、フルタイムの勤め人ではないので、優先順位が低いのだった。
会社を経営している知り合いに、自分の会社の社員として書類を作ってあげると言われたが、それは断った。
だって、生まれてすぐの子供の預け先に関して不正をしたら、その後の子供の人生によくないことが起きそうな気がしたから。
だから無認可の託児所を利用して乗り切り、3歳になった翌月から、預かり保育のある幼稚園に入園させた。
これは、同じ年頃の長女を育てたフランスでは考えられないこと。
保育園や、保育ママや、ベビーシッターなど、様々な選択肢があり、公的援助がある。
小さな子供が2人いる友人は、ベビーシッターに家に来てもらって、ついでに家事までしてもらっていた。
出産後も働き続ける女性が圧倒的に多いが、すぐに復職したくないお母さんのためには、3年の育児休業制度が保障されている。
夫の弟の奥さんのお母さんは高校のラテン語の先生だが、3年ごとに4人子供を生んだので、なんと12年も続けて育児休暇をとって、その後復職したのである!
そして、働いていないお母さんの子供のための託児所というのもあって、私たちが住んでいた街では、週に3回まで利用することができて、1時間100円くらいだった。
これは、素晴らしいシステムだと思った。だって働いていないお母さんにだって用事はあるし、いくら我が子でも四六時中くっついていたら、息が詰まっちゃうもの。
そして、3歳で幼稚園に入ると、午後にお昼寝をさせてくれて、降園時間は5時。延長すれば6時。
フランスのお母さんは恵まれているという印象を受けるが、フランス人母さんたちにしてみれば、「そんなの、あたりまえじゃない?」って感じで、更に優遇されるための権利を獲得しようとさえしている。
私たち日本人女性は、声の上げかたが足りないのだろうか?
それとも、はなから声なんて上げていないのだろうか?
コメント
t.P.さんの日記、すごく勉強になるのでリンクさせてください★
備忘録&言いたい放題の日記ですが、よろしくお願いします。
私も、ひぃさんにリンクさせてくださいね。