カンヌで電力会社のストライキ
菊地凛子主演のスペイン映画がコンペティション部門に出品されたけれど、無冠に終わり、日本的にはいまいち盛り上がらなかった今年の映画祭だが、実は、映画祭開催中に、ちょっとしたトラブルがあった。

それは…
電力会社がストライキを決行したこと!


「映画祭開催中のカンヌで19日(火)、フランスの電力会社EDFのストライキにより、電力供給がストップ。ジム・キャリーが登壇した“I Love You Phillip Morris”の上映会も途中で中断するというアクシデントに見舞われた。

 午後3時よりストライキが始まると、カンヌの商店やホテル、住宅などで停電が開始。映画祭の本会場であるパレや映画館、一部のホテルは自家発電に切り替えており、映画祭をスケジュール通りに運営しているが、見本市の試写や商談には影響が及んでいるもようだ。

 今年で62回目を迎える同映画祭は、世界中のメディアが注目するイベントだけに、これまでにも期間中に航空会社やタクシー会社によるストライキが決行されたことがある。EDFでは不況による経費削減のため、解雇や減給が計画されており、組合が抗議のためにストライキを起こしたと見られている。」


フランス人のストライキ魂は、筋金入り。
外野の私は、「やってくれるなぁ」と感心する。

そして。
受賞作品は、どれも、私の納得のいくものばかり。特に、シャルロット・ゲーンズブールが主演女優賞をとってブーイングの嵐だったというラース・フォン・トリアーの作品は、ぜひとも見たい!
審査委員長がイザベル・ユペールで、パルム・ドールが、彼女の主演作「ピアニスト」を2001年に撮ったミヒャエル・ハネケの作品だったということも、興味深い。公平性が高い証拠だと思う。

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