次女図書館(彼女が自分の部屋で開いている図書館)で、借りた。司書さん(次女)のお勧めだったので。

海辺の廃屋を、ラスムスとオスカルが見つけるときの描写が、実に、実に、素晴らしい。
わたしまで、放浪の旅に出たくなってしまうではないか!

リンドグレーンは、驚くべきことに、作品によって、作風も世界観も全く様変わりする。

『長くつ下のピッピ』シリーズと、『やかまし村の子どもたち』シリーズと、『ちいさいロッタちゃん』シリーズが同じ作者なのは、まだうなずける。

でも!
『さすらいの孤児ラスムス』の人生観!
『ミオよ、わたしのミオ』の、ファンタジーというジャンルを軽く超えた想像力!
とても同一人物が書いたとは思えない。

日本には、こんなに才能豊かな児童文学作家はいないなぁ。

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