公開当時、ニースの映画館で、私はひとりでこの映画を見た。

長女が7歳のとき、ビデオ屋で借り、夫と長女と3人で見た。
長女は座布団を抱いて、最初から最後まで泣きっぱなしだった。
夫も涙を流しっぱなしだった。


数日前、アマゾンで中古のDVDが廉価で売られているのを見つけて、注文したのが届き、今回は次女を含めた4人で見た。

長女は、画面から少し離れたピアノの椅子に座って、始終すすり泣いていた。
見終わると、「泣きすぎて頭が痛い」とのたもうた。

次女は、ずっと私にくっつき、ポネットが泣くときは自分も泣き、
「こんなに悲しくさせる映画は、いじめだ」と、恨んだ。

夫は、泣きたくなると、トイレに行ったり、台所に立ったりしていた模様である。

これは、我が家の「号泣映画」に認定してもよかろう!
私は一度も泣いてないけど!
(私がこの映画が好きな理由は、子供の身に付けている服や、靴や、リュックサックが可愛いからである!)



死んだ母親役のマリー・トランティニャンは、2003年に、リトアニアで恋人に殴られて、本当に亡くなった。この役を演じたとき、自分がそんな死に方をするとは、夢にも思わなかったことだろう。
事実は、小説より、映画より、奇なり。

コメント

737373
2009年9月27日23:08

母がこの映画が好きで私も小学生の時見ました。
母もこの映画の子供のファッションが好きと申しておりました♪

小さい頃、母が買ってきた服を選択肢もなく着せられていた私、
当時はセーラームーンのイラスト入りのスニーカーがどうしてもはきたかったのに
母は絶対買ってくれませんでした。

けど、今なら母に感謝です。
私もおかげで母の選ぶ子供服がかわいいと思えるようになったのです(今ならわかる)
母が好きだし、母のセンスも好き、私の好みは母ゆずりなんですが、それが間違ってるとは思わないほど母を信用してるし、好きなんですねw

そんな母が好きだった映画だから、私も好きになったこの映画。
ポネッちょちゃんがかわいすぎてかわいすぎて。。。ギブスに描かれた犬の絵がかわいかった…とうっすら記憶にあります、久しぶりにわたしも見てみようかな。


けど、本当に小さいころはエンジェルブルーだのデイジーラバーズだの、キラキラ派手派手なブランドが着たかったのに、母、祖母にはファミリアとかELLEを着せられ続けました…小学高学年まで…

karia
2009年9月28日22:56

私もこの映画は泣きました・・・

「泣きすぎて頭が痛い」 わかります。
思いっきり泣かずに長くすすり泣きすると確かにそうなりますよね。

t.p.さんの日記を読んで行ってみたくなって
土曜日に明治神宮に行ってきたんですよ。

凄い空気でした。

メロンパンナ
2009年9月28日23:39

☆737373さま

737373さんのお母様と趣味が同じと知って、とても嬉しく、光栄に思います。

子供は、素材の良い、デザインのシンプルな洋服を着ているときが、一番可愛く見えますよね。
私も、子供たちにキャラクター付きや、無駄な飾りの付いた服は選びません。

この映画、ぜひまた、ご覧になってくださいな!
小学生のときとは違った視線で見ると、新たな発見があるのではないかと思います。


☆ 夏里愛さま

おかえりなさいませ & お疲れ様でした。

明治神宮まで、行かれたのですね。
私の親友が、あそこで結婚式を挙げました。
朱傘に守られ、角隠しを被って、静々と歩く姿は、幻想的で美しかったです。
私も、
「今度結婚するときは、ぜひここで!」
と、思いましたよ!

清正井は、いつかまた機会があったら、ぜひ行ってみてくださいね。


「ポネット」、今度は、お嬢さんと一緒にご覧になってはいかがでしょうか。
あんまり泣かせるのも、可哀想ですけれど…
生と死について、祈りについて、人生を楽しむことについてなど、
ウチではいろいろと会話が広がりました。

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