整形外科
1ヶ月ほど前から、左手の人差し指と右手の小指が痛み、日常生活でも苦痛を感じる瞬間が多くなったので、O整形外科へ行った。
右手の小指は、去年の冬に骨折していて、その後遺症疑惑もあった。

レントゲン上では異常なし。
「腫れもないし、ちょっとした炎症でしょう」

骨塩定量検査をしたら、骨密度は見事に100%!
一応「華奢な人」ということになってるんだけど(!)、骨は丈夫なんだわ~と、喜んでいたら、
「でも、これから骨密度は減っていくからね、カルシウム摂るよう、努めなきゃだめだよ。
とにかく、牛乳飲みなさい!!安い牛乳でいいから!」
と、言われた…。

母が重度のリウマチなので、遺伝を考慮して、採血をした。
「リウマチの人は、癌にならないんだよ! お母さんにそう言って、喜ばせてあげなさい!」
だって。
母は人工関節を3~4個入れていると言ったら、
「お金持ちなんだね!!」
って、そうゆう問題か?

ホントに、強烈な個性をお持ちの先生で。
11項目にわたる彼の研究業績を載せたプリントを手渡され、すがすがしいほどの自慢話をされた。

「骨塩定量検査の機械をS区で一番最初に導入したのは、うち! 東○医療センターなんか、僕を見習って、導入したんだからね! しかも、うちは、無料でやってあげるの! タダ! こんなのにお金払うの、馬鹿馬鹿しいと思うでしょ?」
「レントゲンの写真、デジカメで撮ってプリントして、すぐあげるよ。ほら! こんなことやりだしたのも、僕が一番最初なんだよ!」

待合室の壁には、小学校から大学までの学歴、専門医や博士号の証書、表彰状、掲載された新聞や雑誌の切抜きが、所狭しと貼られていた。


医師が一人で、甲斐甲斐しく働く女性スタッフが20人くらいいて、リハビリ室が充実していて、なんか、教祖様のような感じがしないでもない…

レントゲン室では、
「頭を向けるのは渋谷方向」
という張り紙があって、笑えた。
だって、窓もない部屋で、どっちが渋谷かなんて、わからないもん!


ポルタレンゲル1%を処方。。
「指、よくなったらね、もう塗らなくていいから。旦那さんが腰痛いとか言った時に、塗ってあげなさいよ!」
どこまで、おしゃべりなんだ?
でも、こんだけしゃべりながら、次々に患者をさばいていくのだから、優秀な先生なんだわ。





次女にレントゲンの写真を見せたら、
「お母さんの手のレントゲン写真、とってもきれい!」
親馬鹿ならぬ、子馬鹿ですな!

コメント

Kei.K
2009年10月3日0:23

最近転職したのが医療メーカーで、『整形外科』と聞くと過剰に反応してしまうKeiなのです。
人口股関節や人口膝関節も扱っているメーカーなので、『リウマチ』と聞くと症例が思い浮かびます。
リウマチは口で言う以上に大変な疾患ですよね。
それにしても3,4個はすごいですね。

t.p.さんの指、大袈裟なコトにならないで良かったですね。
それでも安静にしていて下さいね。

メロンパンナ
2009年10月4日22:30

Kei.Kさま

ありがとうございます。

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