算数の授業を見学。

算数は、2クラスをまとめて、習熟度別に3つのレベルに分けて授業を行っている。
単元ごとに準備テストをして、その結果をもとに、進むレベルを子どもと親が決める。

今やっているのは、「大きな数」。
準備テストが100点だったので、本人はレベル2を希望していたのだが、レベル1へ行かせてみた。

が、今日見学していて、次女がレベル2に行きたがっていた理由がわかったような気がした。
なぜならそこで行われているのは、先生が新しいことを教えたり、子どもたちがじっくり考えて答えを導き出すような授業ではなかったから。

すでに、みんなどこかで教わってきたような感じで、ちゃっちゃかちゃっちゃか問題を解く。
悩みも疑問もなし。先生は、「みんな、さすがレベル1だね~」とか言って、どんどん問題を与える。
次女は、一生懸命頭をひねり、やっとみんなのスピードについていっている感じ。

ウチへ帰った次女に聞いてみた。
「レベルによって、習うことが違うの?」
「習うことは同じだけど、スピードが違うの。レベル1は、スピードが速いの。レベル2は、もっとゆっくりで丁寧に教えてくれて、レベル3は、もっとゆっくりで親切に教えてくれるの」
「でも、算数の授業の時間は、みんな同じわけでしょ? レベル3の子がゆっくりやっている間に、レベル1の子は単元終わっちゃうじゃないの?」
「だから、その単元の中での、もっと難しい問題をやるの」
「そしたら、どんどん差がつくね」
「しょうがないよ。できる子とできない子が一緒に勉強すると、お互いが不幸になるから、これでいいんだよ」

そうか? 本当にこれでいいのか? 何かに洗脳されたような口ぶりなんだけど…

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