日曜のお昼、外へ食事に行こうと家族が言う。
しかし私は、差し迫った仕事を抱えていたので、出かけたくなかった。
それでも、どうしても、出かけようと言う。
「なんで? なんで今日出かけなくちゃならないの?」
「だって、他の日は、パパが出張でいなかったり、私の部活があったりするから」
と、エネが言う。
「でも、今日は、お母さん、仕事が忙しいの! みんなにも都合があるように、お母さんにも都合があるんだから!」
強く言ったら、カデットが泣き出した。
仕方がないので、食事に出かけた。
3人が私を連れていったのは…
一日にひと組だけ予約を受けるという、超隠れ家的フレンチ・レストラン。
実は先月、誕生日だった私。
それを祝うために、エネとカデットが何週間も前から企画して、予約してくれていたんだって。
南フランスで修業した女性のシェフに、
私たちが同じく南フランスで暮らしていたことを事前にエネが伝えて相談したらしく、
南欧料理に日本のテイストが添えられた、なんとも粋なメニューであった。
ありがとう、みんな!
(だけど、あたしの予定も考慮してくれたら、もっと嬉しいんだけど…?)
しかし私は、差し迫った仕事を抱えていたので、出かけたくなかった。
それでも、どうしても、出かけようと言う。
「なんで? なんで今日出かけなくちゃならないの?」
「だって、他の日は、パパが出張でいなかったり、私の部活があったりするから」
と、エネが言う。
「でも、今日は、お母さん、仕事が忙しいの! みんなにも都合があるように、お母さんにも都合があるんだから!」
強く言ったら、カデットが泣き出した。
仕方がないので、食事に出かけた。
3人が私を連れていったのは…
一日にひと組だけ予約を受けるという、超隠れ家的フレンチ・レストラン。
実は先月、誕生日だった私。
それを祝うために、エネとカデットが何週間も前から企画して、予約してくれていたんだって。
南フランスで修業した女性のシェフに、
私たちが同じく南フランスで暮らしていたことを事前にエネが伝えて相談したらしく、
南欧料理に日本のテイストが添えられた、なんとも粋なメニューであった。
ありがとう、みんな!
(だけど、あたしの予定も考慮してくれたら、もっと嬉しいんだけど…?)
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