朝7時に、親友ママからメール。
「7時半から朝ごはんだよ!」
カデットを起こして、親友の家へ行かせる。
これで、気分だけはお泊りしたことになるだろう…。
私は朝、太極拳の稽古に行き、帰りに花屋でブーケを買った。
午後、そのブーケを持って親友の家に。
他の子のママたちも来ていて、しばしおしゃべり。
夕方、親友たちは塾へ行くので解散となった。
昨日の夜に、レストランで作ってもらった写真入りのバースデイ・カード、これは一生の記念になるね。
私が祝ってやれなくても、こうしてお祝いしてくれる、親友と親友家族がいて、カデットも私も、幸せだ!
「7時半から朝ごはんだよ!」
カデットを起こして、親友の家へ行かせる。
これで、気分だけはお泊りしたことになるだろう…。
私は朝、太極拳の稽古に行き、帰りに花屋でブーケを買った。
午後、そのブーケを持って親友の家に。
他の子のママたちも来ていて、しばしおしゃべり。
夕方、親友たちは塾へ行くので解散となった。
昨日の夜に、レストランで作ってもらった写真入りのバースデイ・カード、これは一生の記念になるね。
私が祝ってやれなくても、こうしてお祝いしてくれる、親友と親友家族がいて、カデットも私も、幸せだ!
誕生日やら、お泊りやら、なんやかんやら
2010年5月23日 家族・子育て コメント (5)カデットの誕生日。
10歳なり~。
でも、しみじみ味わうヒマもなかった。
親友の家にお泊り会の招待を受けていたので、おおはしゃぎでアレコレ用意して、お昼前には出かけて行ったから!
エネはお友達の家で勉強会。
5人の勉強会のために、お友達の親が、マンションのゲストルームを借りてくれたそーで。
なんともゼータクな。
夜はピアノのレッスンで、8時くらいに帰ったきた。
おかげで私は、12時から23時までノンストップで仕事できた。
本日締め切りの仕事を終わらせることができた。
(親友ママは、もしや私を窮地から救うために、このお泊り会を企画してくれたのか…?)
午前0時近くに、「東京カワイイTV」を見ながら、エネが作ってくれた雑炊を食べていたら、カデットの親友のママから電話。
「カデットちゃん、眠れないから、帰るって言うんだけど…今から連れてくね」
ええええ?
私も迎えに行くべく、親友の家(徒歩五分、幸いに!)に向かうと、パジャマの上にガウンを着せてもらったカデットと、親友のママがとぼとぼと…
いやーん!!
女子4名、男子1名、そこんちのお兄ちゃん1名、総勢6名のお泊りは、みんながイビキやらなにやらでうるさくて、電気も点いていたから眠れなかったんだとさ。まったくヤワなヤツ!
実は、親友ママも今日がお誕生日。
午後は二人の名前入りケーキでお祝いしてもらって、
夜は、レストランに行って、も一度お誕生日を祝ってもらったんだって!
10歳なり~。
でも、しみじみ味わうヒマもなかった。
親友の家にお泊り会の招待を受けていたので、おおはしゃぎでアレコレ用意して、お昼前には出かけて行ったから!
エネはお友達の家で勉強会。
5人の勉強会のために、お友達の親が、マンションのゲストルームを借りてくれたそーで。
なんともゼータクな。
夜はピアノのレッスンで、8時くらいに帰ったきた。
おかげで私は、12時から23時までノンストップで仕事できた。
本日締め切りの仕事を終わらせることができた。
(親友ママは、もしや私を窮地から救うために、このお泊り会を企画してくれたのか…?)
午前0時近くに、「東京カワイイTV」を見ながら、エネが作ってくれた雑炊を食べていたら、カデットの親友のママから電話。
「カデットちゃん、眠れないから、帰るって言うんだけど…今から連れてくね」
ええええ?
私も迎えに行くべく、親友の家(徒歩五分、幸いに!)に向かうと、パジャマの上にガウンを着せてもらったカデットと、親友のママがとぼとぼと…
いやーん!!
女子4名、男子1名、そこんちのお兄ちゃん1名、総勢6名のお泊りは、みんながイビキやらなにやらでうるさくて、電気も点いていたから眠れなかったんだとさ。まったくヤワなヤツ!
実は、親友ママも今日がお誕生日。
午後は二人の名前入りケーキでお祝いしてもらって、
夜は、レストランに行って、も一度お誕生日を祝ってもらったんだって!
2週間の予定で、本日発った。
母子家庭状態には慣れているが、問題は、今度の土曜にあるカデットの運動会なのだった。
父親が来られないことを知って、カデットは泣いた。
エネは学校があるし、我が家の応援団は私一人。
さびしすぎる…
私たちがブーたれた顔をしていたら、夫、
「仕方がないだろう? 娘のスポーツ・フェスティバルがあるからって、4カ国から人が集まる会議を先に延ばすわけにはいかないんだよ!」
だって!!
そりゃー、正論である。
だけど、感じ悪すぎ。
日本人にとって、子どもの運動会は、家庭内の一大イベントなのーっ!!
シート敷いて、家族でお弁当食べるもんなのーっ!
私が静かに逆ギレしてたら、それに気が付いた夫は、
昨日は朝から掃除・洗濯、
今日はカデットの科学塾の送り迎えをして、
私たちの夕飯を用意して、夜の便でフランスへ発った。
でも、私は執念深いからね、このこと、ずーっと忘れないと思うよ!
母子家庭状態には慣れているが、問題は、今度の土曜にあるカデットの運動会なのだった。
父親が来られないことを知って、カデットは泣いた。
エネは学校があるし、我が家の応援団は私一人。
さびしすぎる…
私たちがブーたれた顔をしていたら、夫、
「仕方がないだろう? 娘のスポーツ・フェスティバルがあるからって、4カ国から人が集まる会議を先に延ばすわけにはいかないんだよ!」
だって!!
そりゃー、正論である。
だけど、感じ悪すぎ。
日本人にとって、子どもの運動会は、家庭内の一大イベントなのーっ!!
シート敷いて、家族でお弁当食べるもんなのーっ!
私が静かに逆ギレしてたら、それに気が付いた夫は、
昨日は朝から掃除・洗濯、
今日はカデットの科学塾の送り迎えをして、
私たちの夕飯を用意して、夜の便でフランスへ発った。
でも、私は執念深いからね、このこと、ずーっと忘れないと思うよ!
エネとカデットがおやつにマドレーヌを作って、紅茶を入れてくれた。
夫とカデットが散歩に行って、カーネーションの鉢植えと、バジルの鉢植えを買ってきてくれた。
カデットが無印良品で買ったという、小さな小さなメモ帳をくれた。
お使いを頼むときのメモ用にと。
エネが、
「あたしからのプレゼントは、あなたの娘さん(カデットのこと)にマドレーヌの作り方を教えてあげたことですよ」
と、言った。
さっき、カデットの部屋の前を通りかかったら、
「ママ、大好き!」
という声が、暗がりから聞こえた。
夫とカデットが散歩に行って、カーネーションの鉢植えと、バジルの鉢植えを買ってきてくれた。
カデットが無印良品で買ったという、小さな小さなメモ帳をくれた。
お使いを頼むときのメモ用にと。
エネが、
「あたしからのプレゼントは、あなたの娘さん(カデットのこと)にマドレーヌの作り方を教えてあげたことですよ」
と、言った。
さっき、カデットの部屋の前を通りかかったら、
「ママ、大好き!」
という声が、暗がりから聞こえた。
カデット、復活。
無事帰還した時差ぼけ夫と二人で、リハビリがてら、歩いて渋谷へ行って、篤姫のDVD4を返し、5を借りてきた。
ただいまカデットは篤姫に夢中。
私は今まで生きていて一度も大河ドラマを見たことがないのだが、最近歴女となったカデットがもしや好むのではないかと、一度DVDを借りてやったら、見事にはまった。
渋谷はスゴーク沢山人がいたそうで、何故なんだろう?
ユニクロのスゴーク大きいやつができたから、寄ってみたら、子供服は売ってなかったそうで、渋谷ってホントに子どもに優しくない街だと思う。
昨日、数年前に私とエネとカデットが付けていた交換日記が発掘された。
読んでみたら、大変面白くて、また3人でやろうということになった。
昨日、エネが書いて、今日、カデットが書いた。
明日は私の番。
二人とも、小さなイラストなどを交えて、なかなかイカシタ日記を書いているので、私もがんばるだわ!
無事帰還した時差ぼけ夫と二人で、リハビリがてら、歩いて渋谷へ行って、篤姫のDVD4を返し、5を借りてきた。
ただいまカデットは篤姫に夢中。
私は今まで生きていて一度も大河ドラマを見たことがないのだが、最近歴女となったカデットがもしや好むのではないかと、一度DVDを借りてやったら、見事にはまった。
渋谷はスゴーク沢山人がいたそうで、何故なんだろう?
ユニクロのスゴーク大きいやつができたから、寄ってみたら、子供服は売ってなかったそうで、渋谷ってホントに子どもに優しくない街だと思う。
昨日、数年前に私とエネとカデットが付けていた交換日記が発掘された。
読んでみたら、大変面白くて、また3人でやろうということになった。
昨日、エネが書いて、今日、カデットが書いた。
明日は私の番。
二人とも、小さなイラストなどを交えて、なかなかイカシタ日記を書いているので、私もがんばるだわ!
東京→パリ→アトランタ→ナッシュヴィル→アトランタ→パリ→東京
とう、巡業のような出張を終えて、昨晩夫が帰宅した。
その少し前に、義母から電話があった。
「金曜の夜の出発の前に、家に立ち寄ったのだけれど、ひどい胃腸炎で、40度の熱があったの。一時間半ほど休んで、勇敢にも空港へ向かったわ。もうすぐそちらに着くから、覚悟してね。あの胃腸炎は伝染りやすいから気をつけて。診てもらえるお医者さんをリストアップしておいたほうがいいかもしれないわね」
えー!
フランスの冬の胃腸炎は、症状がひどく、感染性が高い。私はそれを、身をもってよーく知っている。そしてフランスの知り合いから冬に来る便りには、必ず誰かがこの流行病に罹ったという話が書かれている。
そんな状態でよく飛行機に乗る気になったね。ってゆうか、機内の皆さんにうつすつもり?テロ行為じゃないの?
「なに?どうしたの?」
娘たちがよってくる。
「パパ、ゲロ、下痢、40度だって」
「えー!!!あたし、来週、期末テストなんだよ? うつりたくなーい!」
「わたしもうつりたくなーい!」
「とりあえず空港の近くのホテルに泊まってもらうとか?」
うわー、娘たち、正直すぎ!
とか言っている間に、夫、帰って来た。
「ただいま~」
案外、元気そう。
「ちょっとー、ダイジョーブなの? お義母さんから、電話あったけど、胃腸炎なんだって?」
「ああ、飛行機に乗っている間に治った」
へー、すごいねえ。
とゆうわけで、久しぶりの我が家、今日はシーツ換えと、買出しと、ヒーリーズを履いたカデットのお散歩のお付き合いをしてもらった(鬼嫁?)。
とう、巡業のような出張を終えて、昨晩夫が帰宅した。
その少し前に、義母から電話があった。
「金曜の夜の出発の前に、家に立ち寄ったのだけれど、ひどい胃腸炎で、40度の熱があったの。一時間半ほど休んで、勇敢にも空港へ向かったわ。もうすぐそちらに着くから、覚悟してね。あの胃腸炎は伝染りやすいから気をつけて。診てもらえるお医者さんをリストアップしておいたほうがいいかもしれないわね」
えー!
フランスの冬の胃腸炎は、症状がひどく、感染性が高い。私はそれを、身をもってよーく知っている。そしてフランスの知り合いから冬に来る便りには、必ず誰かがこの流行病に罹ったという話が書かれている。
そんな状態でよく飛行機に乗る気になったね。ってゆうか、機内の皆さんにうつすつもり?テロ行為じゃないの?
「なに?どうしたの?」
娘たちがよってくる。
「パパ、ゲロ、下痢、40度だって」
「えー!!!あたし、来週、期末テストなんだよ? うつりたくなーい!」
「わたしもうつりたくなーい!」
「とりあえず空港の近くのホテルに泊まってもらうとか?」
うわー、娘たち、正直すぎ!
とか言っている間に、夫、帰って来た。
「ただいま~」
案外、元気そう。
「ちょっとー、ダイジョーブなの? お義母さんから、電話あったけど、胃腸炎なんだって?」
「ああ、飛行機に乗っている間に治った」
へー、すごいねえ。
とゆうわけで、久しぶりの我が家、今日はシーツ換えと、買出しと、ヒーリーズを履いたカデットのお散歩のお付き合いをしてもらった(鬼嫁?)。
昨日。
のぼりの坂道で、赤ちゃんをおんぶして自転車を一生懸命こいでいるお母さんがいた。
ふらついていて、危なっかしい感じ。
一緒に歩いていたカデットが、
「赤ちゃん、怖くないのかなぁ?」
と言うので、
「赤ちゃんは怖くないのよ。赤ちゃんは、百パーセントお母さんを信頼しているからね。カデットちゃんもお母さんと歩いているときは、安心した気持ちでいるでしょ?」
と応えたら!
「え?全然! だって、お母さんって、赤信号でも平気で渡ろうとするし、道の真ん中をふらふら歩くし、いつ車にひかれるかって、わたしいつも、ハラハラしているんだよ?」
!!!!!
確かに、昔からトモダチに、
「t.p.と道歩くと、車にぶつからないようフォローするのに気を使う」
とよく言われるけどね。
話に夢中になると周りが見えなくなるから。
でも、カデットと狭い道を歩くときは、彼女を守る形で私が車側を歩いてるつもりなんだけどなあ?
「へー。そんなに気を使わせるなら、お母さん、送り迎えしないほうがいいんじゃない?」
「んー、交通安全の点ではダメだけど、お母さんがいれば、一応、不審者はよって来ないと思うから、やっぱりいたほうがいい」
ですと。
ふーん、あたしは不審者対策でしたか。
のぼりの坂道で、赤ちゃんをおんぶして自転車を一生懸命こいでいるお母さんがいた。
ふらついていて、危なっかしい感じ。
一緒に歩いていたカデットが、
「赤ちゃん、怖くないのかなぁ?」
と言うので、
「赤ちゃんは怖くないのよ。赤ちゃんは、百パーセントお母さんを信頼しているからね。カデットちゃんもお母さんと歩いているときは、安心した気持ちでいるでしょ?」
と応えたら!
「え?全然! だって、お母さんって、赤信号でも平気で渡ろうとするし、道の真ん中をふらふら歩くし、いつ車にひかれるかって、わたしいつも、ハラハラしているんだよ?」
!!!!!
確かに、昔からトモダチに、
「t.p.と道歩くと、車にぶつからないようフォローするのに気を使う」
とよく言われるけどね。
話に夢中になると周りが見えなくなるから。
でも、カデットと狭い道を歩くときは、彼女を守る形で私が車側を歩いてるつもりなんだけどなあ?
「へー。そんなに気を使わせるなら、お母さん、送り迎えしないほうがいいんじゃない?」
「んー、交通安全の点ではダメだけど、お母さんがいれば、一応、不審者はよって来ないと思うから、やっぱりいたほうがいい」
ですと。
ふーん、あたしは不審者対策でしたか。
先週の土曜の夜遅くにフランスから帰国した夫は、月曜の朝の始発で大阪へ発った。
木曜の深夜に東京へ戻るそうで、金曜は東京のオフィスに出社。
そして、日曜の朝の便でアメリカに出張。その数日後は直接フランスへ。
あわただしく日曜に帰国した後、月曜の始発でまた大阪らしい。
夫、大丈夫なのか?
でも、夫の激務をよそに、彼の不在に慣れたあたしたち女の子は、キラークでガーリーな生活を満喫してますのよ。
まあ、亭主元気で留守がいいって言うことで。
(元気かどうかは定かじゃないけど)
木曜の深夜に東京へ戻るそうで、金曜は東京のオフィスに出社。
そして、日曜の朝の便でアメリカに出張。その数日後は直接フランスへ。
あわただしく日曜に帰国した後、月曜の始発でまた大阪らしい。
夫、大丈夫なのか?
でも、夫の激務をよそに、彼の不在に慣れたあたしたち女の子は、キラークでガーリーな生活を満喫してますのよ。
まあ、亭主元気で留守がいいって言うことで。
(元気かどうかは定かじゃないけど)
巨大な辞書の何箇所もに、わたしは栞をはさむ。
カデットが作ってくれた、薄い布の栞をはさむ。
薄い辞書の紙に、この栞はやさしい。
『☆』、『♡』、『がんばれ』の刺繍が、私を励ましてくれる。
真っ暗になった6時過ぎ、水泳教室から帰る彼女を途中まで迎えに行ったら、
今朝積もった雪で作った小さな雪だるまを両手に持っていて、
そのひとつを、わたしにくれた。
カデットが作ってくれた、薄い布の栞をはさむ。
薄い辞書の紙に、この栞はやさしい。
『☆』、『♡』、『がんばれ』の刺繍が、私を励ましてくれる。
真っ暗になった6時過ぎ、水泳教室から帰る彼女を途中まで迎えに行ったら、
今朝積もった雪で作った小さな雪だるまを両手に持っていて、
そのひとつを、わたしにくれた。
次女と、ホワイトボードでお絵かきをして遊んだ。
ボードには、すでにモチーフの描かれたシートが何枚もあって、それをもとに発展させて描いてゆく遊び。
猫に洋服を着せたり、海辺の風景に好きなものを足したり。
私がふと思いついて、放射状に撒かれたモチーフを利用して、画面いっぱいに懲りに凝って、岡本太郎風(?)の抽象画を描いてみると…
「お母さん、すごいね! お母さんって、ホントに想像力が豊かだよね! こんな素晴らしい絵、私、始めて見たよ! こんな絵を描ける人がわたしのお母さんだなんて嬉しい!」
と、異常なまでに褒めてくれた。
「消しちゃうのもったいないから」
と言って、自分のデジカメを持ってきて、写真を撮った。
ええ?、そ、そこまでするー?
よく、子どもは褒めて育てろというが、次女は、母を褒めて育てるつもりなんだろーか?
ボードには、すでにモチーフの描かれたシートが何枚もあって、それをもとに発展させて描いてゆく遊び。
猫に洋服を着せたり、海辺の風景に好きなものを足したり。
私がふと思いついて、放射状に撒かれたモチーフを利用して、画面いっぱいに懲りに凝って、岡本太郎風(?)の抽象画を描いてみると…
「お母さん、すごいね! お母さんって、ホントに想像力が豊かだよね! こんな素晴らしい絵、私、始めて見たよ! こんな絵を描ける人がわたしのお母さんだなんて嬉しい!」
と、異常なまでに褒めてくれた。
「消しちゃうのもったいないから」
と言って、自分のデジカメを持ってきて、写真を撮った。
ええ?、そ、そこまでするー?
よく、子どもは褒めて育てろというが、次女は、母を褒めて育てるつもりなんだろーか?
私は子供にはゲーム機を与えない方針。
だから、ウチにはDSもWiiもなかった。
今日の午前中までは!
次女がDSを欲しがっているのは、わかっていた。
友達はみんな持っていて(驚くべきことに本当にみんな!)、放課後、誰かの家で遊ぶときは、マイDSを持ち寄って、今は「トモダチコレクション」というソフトで登録しあって遊んでいる。そういうとき、次女は、その様子をじっと眺めるだけで…
ちょっと不憫かなーと思っていた…
でも、ここで、あたしのポリシー曲げるのは嫌だ…
ところで、彼女は運動神経が鈍い。しょっちゅう怪我をするところをみると、バランス感覚も相当鈍いのだろう。
だから、一輪車の練習を勧めていたのだが、
「無理!絶対できない!」
と、見向きもしていなかった。
数週間前。
次女は学校から帰ってくると、泣き出した。
「一緒に帰る子達は、みんなDSの話で盛り上がっていて、あたし一人ぼっちで、後ろを歩いてた…」
えー、そーなの?そんなモンもってなくったって、正々堂々と生きてけばいいんだよと言いたいところだったが、もう、そんなモンのせいで彼女が悲しくなったり、屈折した気持ちを抱くのも嫌な気がしてきた。
そこで!
「じゃあ、一輪車に一分以上乗れたら、DSと、そのトモダチナントカっていうソフトを買ってあげるよ」
と、言ったら!
次女、目をキラキラ輝かせて、
「やる!一輪車の練習、する!」
と、言うではないか。
それ以来、学校の休み時間や週末、練習を重ねた。
そして、今朝、とうとう、
「乗れる!一分以上乗れる!」と。
私はストップウォッチを持って近所のグラウンドに参上した。
最初に何度か失敗し、少し休んで再チャレンジすると!
次女の乗った一輪車が、グラウンドに大きな輪を5周描いた。
ニコニコしながら、両手でバランスを取って!
すっと彼女が一輪車を降りたときにストップウォッチを止めると、1分45秒!
やったね!!!
というわけで、午後、次女と夫はビックカメラへ行って、最新のDSとトモダチコレクションを買ってきましたとさ。
あああ、私の育児の一つの柱が折れたなり。
でも、それを折ったのは、次女の努力とそれで得た身体能力なのだから、まーいっか。
それにしても、畏るべし! ニンテンドーDSの威力!
だから、ウチにはDSもWiiもなかった。
今日の午前中までは!
次女がDSを欲しがっているのは、わかっていた。
友達はみんな持っていて(驚くべきことに本当にみんな!)、放課後、誰かの家で遊ぶときは、マイDSを持ち寄って、今は「トモダチコレクション」というソフトで登録しあって遊んでいる。そういうとき、次女は、その様子をじっと眺めるだけで…
ちょっと不憫かなーと思っていた…
でも、ここで、あたしのポリシー曲げるのは嫌だ…
ところで、彼女は運動神経が鈍い。しょっちゅう怪我をするところをみると、バランス感覚も相当鈍いのだろう。
だから、一輪車の練習を勧めていたのだが、
「無理!絶対できない!」
と、見向きもしていなかった。
数週間前。
次女は学校から帰ってくると、泣き出した。
「一緒に帰る子達は、みんなDSの話で盛り上がっていて、あたし一人ぼっちで、後ろを歩いてた…」
えー、そーなの?そんなモンもってなくったって、正々堂々と生きてけばいいんだよと言いたいところだったが、もう、そんなモンのせいで彼女が悲しくなったり、屈折した気持ちを抱くのも嫌な気がしてきた。
そこで!
「じゃあ、一輪車に一分以上乗れたら、DSと、そのトモダチナントカっていうソフトを買ってあげるよ」
と、言ったら!
次女、目をキラキラ輝かせて、
「やる!一輪車の練習、する!」
と、言うではないか。
それ以来、学校の休み時間や週末、練習を重ねた。
そして、今朝、とうとう、
「乗れる!一分以上乗れる!」と。
私はストップウォッチを持って近所のグラウンドに参上した。
最初に何度か失敗し、少し休んで再チャレンジすると!
次女の乗った一輪車が、グラウンドに大きな輪を5周描いた。
ニコニコしながら、両手でバランスを取って!
すっと彼女が一輪車を降りたときにストップウォッチを止めると、1分45秒!
やったね!!!
というわけで、午後、次女と夫はビックカメラへ行って、最新のDSとトモダチコレクションを買ってきましたとさ。
あああ、私の育児の一つの柱が折れたなり。
でも、それを折ったのは、次女の努力とそれで得た身体能力なのだから、まーいっか。
それにしても、畏るべし! ニンテンドーDSの威力!
友人の猫は、友人がお風呂に入ると、ドアの外で待っているそうだ。
今の私は、まるでその猫。
「もう、3年生になったのだから、お風呂は一人で入ったら?」
と、次女に提案した。
「えー、そんなのさびしいいいいい!」
「でも、もう、ひとりで身体や髪を洗えるようにならないと、困るよ?」
「けど、さびしー…。じゃ、2日に1度、一人で入る…」
というわけで、一日おきに一人で入浴しているのだが…
「一人でお風呂場にいるのさびしいから、お母さん、外で待ってて!」
だと!
仕方がないから、私は、脱衣場で、彼女を待つ。
すりガラスのドアの向こうから、私を確認する視線をときおり感じつつ…
ご主人様、まだですかあと、心の中の猫がつぶやく…
今の私は、まるでその猫。
「もう、3年生になったのだから、お風呂は一人で入ったら?」
と、次女に提案した。
「えー、そんなのさびしいいいいい!」
「でも、もう、ひとりで身体や髪を洗えるようにならないと、困るよ?」
「けど、さびしー…。じゃ、2日に1度、一人で入る…」
というわけで、一日おきに一人で入浴しているのだが…
「一人でお風呂場にいるのさびしいから、お母さん、外で待ってて!」
だと!
仕方がないから、私は、脱衣場で、彼女を待つ。
すりガラスのドアの向こうから、私を確認する視線をときおり感じつつ…
ご主人様、まだですかあと、心の中の猫がつぶやく…
仏教好きの次女であるが、彼女は、赤ちゃんのときにカトリックの洗礼を受けている。
洗礼を受けてしまったのだから、カトリック教徒なのである。本人が望む望まざるに関わらず。
なぜ洗礼を受けたかというと、彼女の父親がカトリック教徒だから。
結婚の前、私は教会の勉強会に通った。
聖書は、物語として、哲学としてなら、興味深いものだと思ったが、それを「信じる」という心境には、全く至らなかった。
しかし、この宗教は、割合と寛容なところがあって、誰も私に信者になれとは迫らなかった。
ただ、生まれてくる子供に、洗礼を受けさせることを司教に約束させられた。
私は、宗教を持つのが悪くないということを、夫を通して感じていた。
神を信じ、神と対話し、自分を高めることが、できる(場合もある)から。
だから、子供にとって、この宗教が生きるうえでの支えになるのなら、それはそれでいいんじゃないかと。
と同時に、その頃はまだ、自分が子供を生むかどうかなんてわかっていなかったし、子育てのイメージなんて、持てるわけないじゃん? みたいな感じだったよーな。気もする。
でまあ、能無しの私だが、生殖能力だけはちゃんとあったようで、女の子を二人生んだ。
宗教教育担当は、当然、夫。
長女は前半をフランスで、後半を日本でカテキズムを習い、7歳のときに初聖体を受けた。
当時の彼女は全く疑問を持たなかったようだ。
今は全く教会へは足を運んでいないが。でもまあ、初聖体までこぎつければ、あとは本人の問題だからね。
問題は次女。
小学生になる頃、教会へ行くのをボイコットするようになった。
その前に大病をしたのも関係あるかもしれない。
「神様がいるのに、どうしてあたしは病気になったの?」
「神様がいるのに、世界のいろんなところで、戦争があって、子どもたちが殺されるの、ヘンじゃない? カトリックの神様って、なにしてるわけ?」
無理して連れて行ってもロクなことはないので、夫は次女を教会に誘わなくなった。
初聖体も受けていない。
我が家だけなら、そんな、なぁなぁムードですんでいるのだが、問題は、フランスに滞在するとき。義母は敬虔なカトリック教徒。彼女の怒りの矛先は、私に向かう。
「あなたは結婚するとき、子供はカトリック教徒にするって、約束したでしょう?この約束は、とても重い意味を持つのよ」
「私は、次女が教会へ行くことを反対しているわけじゃありません。でも、私自身が信者じゃないから、彼女に教会へ行くよう、説得することはできません」
「私にとって、この宗教は、宝なの。生きていくうえで、とても大切な宝。その宝が、すぐそこにあるのに、孫に伝えてあげられないのが、残念でならない…」
「それ、私に言わないで、あなたの息子に言ってください」
「去年、夫が亡くなったとき、どんなに辛かったか…。私は、生きる気力を失いました。でも、教会と、司教様と、教会で出会った人々に支えられて、私は、善き人として生きて行こうという意識を取り戻せたのです(涙)」
「それは、よく、理解できます(涙…のふり)」
「このままじゃ、次女ちゃんは、人智を超える聖なる存在を知らずして、傲慢な人間になってしまう…」
「あ、それなら、大丈夫です。いつも私とお地蔵様に手を合わせてるし、神社やお寺、大好きですから」
「ええええ?カトリックでは、他宗教の偶像崇拝は禁止されているのよ!!」
「とりあえずミサに行っときゃ、お祖母さま的にはそれでOKなんだから、フランスにいる間だけ、黙って言うとおりにしなよ」
と、事なかれ主義の長女。
「いやー! だって、ミサって、立ったり座ったり、つまらないお話聞いたり、長いし!」
どこまでも反抗的な次女。
我が家の宗教戦争はいつまで続くのか?
洗礼を受けてしまったのだから、カトリック教徒なのである。本人が望む望まざるに関わらず。
なぜ洗礼を受けたかというと、彼女の父親がカトリック教徒だから。
結婚の前、私は教会の勉強会に通った。
聖書は、物語として、哲学としてなら、興味深いものだと思ったが、それを「信じる」という心境には、全く至らなかった。
しかし、この宗教は、割合と寛容なところがあって、誰も私に信者になれとは迫らなかった。
ただ、生まれてくる子供に、洗礼を受けさせることを司教に約束させられた。
私は、宗教を持つのが悪くないということを、夫を通して感じていた。
神を信じ、神と対話し、自分を高めることが、できる(場合もある)から。
だから、子供にとって、この宗教が生きるうえでの支えになるのなら、それはそれでいいんじゃないかと。
と同時に、その頃はまだ、自分が子供を生むかどうかなんてわかっていなかったし、子育てのイメージなんて、持てるわけないじゃん? みたいな感じだったよーな。気もする。
でまあ、能無しの私だが、生殖能力だけはちゃんとあったようで、女の子を二人生んだ。
宗教教育担当は、当然、夫。
長女は前半をフランスで、後半を日本でカテキズムを習い、7歳のときに初聖体を受けた。
当時の彼女は全く疑問を持たなかったようだ。
今は全く教会へは足を運んでいないが。でもまあ、初聖体までこぎつければ、あとは本人の問題だからね。
問題は次女。
小学生になる頃、教会へ行くのをボイコットするようになった。
その前に大病をしたのも関係あるかもしれない。
「神様がいるのに、どうしてあたしは病気になったの?」
「神様がいるのに、世界のいろんなところで、戦争があって、子どもたちが殺されるの、ヘンじゃない? カトリックの神様って、なにしてるわけ?」
無理して連れて行ってもロクなことはないので、夫は次女を教会に誘わなくなった。
初聖体も受けていない。
我が家だけなら、そんな、なぁなぁムードですんでいるのだが、問題は、フランスに滞在するとき。義母は敬虔なカトリック教徒。彼女の怒りの矛先は、私に向かう。
「あなたは結婚するとき、子供はカトリック教徒にするって、約束したでしょう?この約束は、とても重い意味を持つのよ」
「私は、次女が教会へ行くことを反対しているわけじゃありません。でも、私自身が信者じゃないから、彼女に教会へ行くよう、説得することはできません」
「私にとって、この宗教は、宝なの。生きていくうえで、とても大切な宝。その宝が、すぐそこにあるのに、孫に伝えてあげられないのが、残念でならない…」
「それ、私に言わないで、あなたの息子に言ってください」
「去年、夫が亡くなったとき、どんなに辛かったか…。私は、生きる気力を失いました。でも、教会と、司教様と、教会で出会った人々に支えられて、私は、善き人として生きて行こうという意識を取り戻せたのです(涙)」
「それは、よく、理解できます(涙…のふり)」
「このままじゃ、次女ちゃんは、人智を超える聖なる存在を知らずして、傲慢な人間になってしまう…」
「あ、それなら、大丈夫です。いつも私とお地蔵様に手を合わせてるし、神社やお寺、大好きですから」
「ええええ?カトリックでは、他宗教の偶像崇拝は禁止されているのよ!!」
「とりあえずミサに行っときゃ、お祖母さま的にはそれでOKなんだから、フランスにいる間だけ、黙って言うとおりにしなよ」
と、事なかれ主義の長女。
「いやー! だって、ミサって、立ったり座ったり、つまらないお話聞いたり、長いし!」
どこまでも反抗的な次女。
我が家の宗教戦争はいつまで続くのか?
長女、今朝も39.1度。
次女と夫と私は、どこよりもインフルエンザウィルスの蔓延している我が家から脱出し、九品仏浄真寺へ行った。
次女は夏休みに、「窓際のトットちゃん」を読んで、いたく感動した。
本の中で、子供たちがしょっちゅう遊びに来るこのお寺に興味深々だったので、訪れてみたというわけ。
広い境内に、本堂と、3つの阿弥陀堂がある。3つの阿弥陀堂の中にそれぞれ3体の阿弥陀如来像があるから、九品仏という。
緑が豊かで、広々として、とても気持ちの良いお寺だった。
仏足石の上に立った次女の写真を撮った。
本の中に出てくる井戸は、今は蛇口に変わっていたけれど、出てくるのは本物の井戸水で、お寺の人に出してもらった水に触れながら、
「冷たい!!!!」と、次女は驚いた。
この本について書いた感想文が、クラスの代表に選ばれ、文集に載ることになったので、
本堂では、「よい感想文を書かせてくれてありがとうございます」
と、お礼を言った。
売店で、仏足お守りを買ってあげると、仏教好きの次女は、大満足!
お昼は、自由が丘の『鍋ぞう』で、食べた。
塩とんこつスープを選び、牛肉、豚肉、野菜が食べ放題。美味しかった!
冷たい飲み物も温かい飲み物もフリー。
で、3人で4500円。なかなか優秀だ!
駅前のモーツァルトというスイーツ屋で、『女神ロール』というロールケーキを買って帰った。生クリームと生キャラメルが入っていて、一口目はギョッとした。私的には、まあ美味しいかも?って感じ。
でも、病床の長女は、平らげたあとに、「お代わりないのー?」と、叫んでいたから、美味しかったんだろう(元気じゃんか!)
次女と夫と私は、どこよりもインフルエンザウィルスの蔓延している我が家から脱出し、九品仏浄真寺へ行った。
次女は夏休みに、「窓際のトットちゃん」を読んで、いたく感動した。
本の中で、子供たちがしょっちゅう遊びに来るこのお寺に興味深々だったので、訪れてみたというわけ。
広い境内に、本堂と、3つの阿弥陀堂がある。3つの阿弥陀堂の中にそれぞれ3体の阿弥陀如来像があるから、九品仏という。
緑が豊かで、広々として、とても気持ちの良いお寺だった。
仏足石の上に立った次女の写真を撮った。
本の中に出てくる井戸は、今は蛇口に変わっていたけれど、出てくるのは本物の井戸水で、お寺の人に出してもらった水に触れながら、
「冷たい!!!!」と、次女は驚いた。
この本について書いた感想文が、クラスの代表に選ばれ、文集に載ることになったので、
本堂では、「よい感想文を書かせてくれてありがとうございます」
と、お礼を言った。
売店で、仏足お守りを買ってあげると、仏教好きの次女は、大満足!
お昼は、自由が丘の『鍋ぞう』で、食べた。
塩とんこつスープを選び、牛肉、豚肉、野菜が食べ放題。美味しかった!
冷たい飲み物も温かい飲み物もフリー。
で、3人で4500円。なかなか優秀だ!
駅前のモーツァルトというスイーツ屋で、『女神ロール』というロールケーキを買って帰った。生クリームと生キャラメルが入っていて、一口目はギョッとした。私的には、まあ美味しいかも?って感じ。
でも、病床の長女は、平らげたあとに、「お代わりないのー?」と、叫んでいたから、美味しかったんだろう(元気じゃんか!)
お昼に近い頃、私と次女は、私のベッドでイチャイチャと戯れていた。
「世界中で一番好きなのはお母さん!」
「宇宙中で一番好きなのは次女ちゃん!」
「あっ、あたしも宇宙中!もう、ずっとくっついて、離れなーい!」
なんて、ラブラブモードで。
がしかし。
インターホンが鳴って、ヨガ教室へ行っていた長女が帰って来たのがわかると、次女は私の部屋から飛び出していった。
「おねえさーん!!」
ちょっと、ちょっと! あたしと、ずっとくっついてんじゃなかったの?
思い出すのは、次女が1歳の頃。
(ウチは、南側にリビングルームがあり、北側にベッドルームが3つ並んでいる。
その間に長い廊下がある。)
夕食の後、次女はリビングから廊下をハイハイして、3つの部屋の前までやってきて止まる。
右の部屋では、夫が長女に寝る前の本を読んでやっている。
真ん中は次女の部屋で、誰もいない。
左の部屋では、私が新聞を広げている。
次女は、毎日、右と左を見て、少し考えた後、必ず右の部屋へ入っていくのだった。
ベッドに座って本を読んでいる長女たちの横で、つかまり立ちをするようになった。そして、そのベッドによじのぼり、いつの間にか長女と夫の間に入るようになっていた。
「世界中で一番好きなのはお母さん!」
「宇宙中で一番好きなのは次女ちゃん!」
「あっ、あたしも宇宙中!もう、ずっとくっついて、離れなーい!」
なんて、ラブラブモードで。
がしかし。
インターホンが鳴って、ヨガ教室へ行っていた長女が帰って来たのがわかると、次女は私の部屋から飛び出していった。
「おねえさーん!!」
ちょっと、ちょっと! あたしと、ずっとくっついてんじゃなかったの?
思い出すのは、次女が1歳の頃。
(ウチは、南側にリビングルームがあり、北側にベッドルームが3つ並んでいる。
その間に長い廊下がある。)
夕食の後、次女はリビングから廊下をハイハイして、3つの部屋の前までやってきて止まる。
右の部屋では、夫が長女に寝る前の本を読んでやっている。
真ん中は次女の部屋で、誰もいない。
左の部屋では、私が新聞を広げている。
次女は、毎日、右と左を見て、少し考えた後、必ず右の部屋へ入っていくのだった。
ベッドに座って本を読んでいる長女たちの横で、つかまり立ちをするようになった。そして、そのベッドによじのぼり、いつの間にか長女と夫の間に入るようになっていた。
フランス語教室まで、歩いて片道30分。
私に時間の余裕があるときは、お散歩がてら送り迎え、時間がないときでも、お迎えだけは必ず行っていたのだ。
がしかし。
先日からの私の体調ダウンぶりを察した次女が、
「今日は、一人で行って、一人で帰るよ」
と、言ってくれた。
(その前に、期末試験真っ直中で机にしがみつく長女に、
「次女ちゃんのフランス語のお迎え行ってくれる?」
と打診したら、嫌な顔をされたのだ。
「嫌ならいいよ!エゴイスト!あほんだら!」
暴言を投げつけたが、ささやきヴォイスなので迫力ゼロ)
行きは公園の中を通るが、帰りは交通量の多い狭い道を通るので、正直心配だった…
けど!
5時半きっかりに、「ただいま!!」
元気に帰ってきた!
「いつものお地蔵さんで、お母さんのことお願いしてきたよ!
お金持っていなかったから、チーンだけしたの!」
だって!
えらい!もう、お母さん、泣いちゃう!
私に時間の余裕があるときは、お散歩がてら送り迎え、時間がないときでも、お迎えだけは必ず行っていたのだ。
がしかし。
先日からの私の体調ダウンぶりを察した次女が、
「今日は、一人で行って、一人で帰るよ」
と、言ってくれた。
(その前に、期末試験真っ直中で机にしがみつく長女に、
「次女ちゃんのフランス語のお迎え行ってくれる?」
と打診したら、嫌な顔をされたのだ。
「嫌ならいいよ!エゴイスト!あほんだら!」
暴言を投げつけたが、ささやきヴォイスなので迫力ゼロ)
行きは公園の中を通るが、帰りは交通量の多い狭い道を通るので、正直心配だった…
けど!
5時半きっかりに、「ただいま!!」
元気に帰ってきた!
「いつものお地蔵さんで、お母さんのことお願いしてきたよ!
お金持っていなかったから、チーンだけしたの!」
だって!
えらい!もう、お母さん、泣いちゃう!
次女と夫がフランスへ発った。
もう、一生会えないんじゃないかって位、私との別れを惜しむ次女。
長女なんか、幼稚園の年長の夏休み、ひとりで一ヶ月間をフランスで過ごしたんだけどなあ(夫が連れて行って、義父母が連れて帰って来た。私と生まれたばかりの次女はお留守番していた)。
小学校3年の冬休みには、一人で飛行機に乗って、クリスマスのパリジェンヌ生活を楽しんでたんだけどなあ。
これは、長女と次女の違いか?
それとも性格の違いか?
もう、一生会えないんじゃないかって位、私との別れを惜しむ次女。
長女なんか、幼稚園の年長の夏休み、ひとりで一ヶ月間をフランスで過ごしたんだけどなあ(夫が連れて行って、義父母が連れて帰って来た。私と生まれたばかりの次女はお留守番していた)。
小学校3年の冬休みには、一人で飛行機に乗って、クリスマスのパリジェンヌ生活を楽しんでたんだけどなあ。
これは、長女と次女の違いか?
それとも性格の違いか?
夕方から夜にかけてのひとときが好き。
子供たちがいれてくれた紅茶を飲んだり。
子供たちのピアノの練習を聴きながら、読み物や夕食の支度をしたり。
私は、寛大な母なので、彼女たちのピアノがどんなにへたっぴぃでも、機嫌良く聴いている。
が!
この曲だけは、つっかえると、イラッとくる。
長女のときもそうだった。ただいま、次女が練習中。
なんでかなあ?と、考える。
完成度の高い演奏を頻繁に耳にするせいか?
私はバッハ好きだから、下手に弾かれるのが嫌なのか?
でも、長女がさんざんずっこけたプレリュードは大丈夫だったんだけどなあ。
早く先生に花丸もらって、この曲とオサラバしておくれ~
子供たちがいれてくれた紅茶を飲んだり。
子供たちのピアノの練習を聴きながら、読み物や夕食の支度をしたり。
私は、寛大な母なので、彼女たちのピアノがどんなにへたっぴぃでも、機嫌良く聴いている。
が!
この曲だけは、つっかえると、イラッとくる。
長女のときもそうだった。ただいま、次女が練習中。
なんでかなあ?と、考える。
完成度の高い演奏を頻繁に耳にするせいか?
私はバッハ好きだから、下手に弾かれるのが嫌なのか?
でも、長女がさんざんずっこけたプレリュードは大丈夫だったんだけどなあ。
早く先生に花丸もらって、この曲とオサラバしておくれ~
「おねえさんのくつをふまないで!!」
次女の友達が遊びに来て、玄関で、うっかり長女の靴を踏みそうになったとき、次女が思わず叫んだ。
長女の新しい靴。
ヒールの付いた白いサンダル。
初めての、ヒールの付いた靴だ。
「ねえ、お母さんの靴なら踏んでもいいわけ?」
あとで、ちょいと、突っ込んでみた。
「いいとは言わないけど、お母さんの靴は、たくさんあるでしょ? そんなに大切じゃないでしょ?」
うーん、どれも大切なんだけど…
シューズクローゼットの4分の3を占めてる私の靴たちは、嫌われてるのか…?
でもね、長女の新しい靴が、玄関で、さんぜんと光り輝いているのは確か。
まるでシンデレラの靴みたいに。
次女の友達が遊びに来て、玄関で、うっかり長女の靴を踏みそうになったとき、次女が思わず叫んだ。
長女の新しい靴。
ヒールの付いた白いサンダル。
初めての、ヒールの付いた靴だ。
「ねえ、お母さんの靴なら踏んでもいいわけ?」
あとで、ちょいと、突っ込んでみた。
「いいとは言わないけど、お母さんの靴は、たくさんあるでしょ? そんなに大切じゃないでしょ?」
うーん、どれも大切なんだけど…
シューズクローゼットの4分の3を占めてる私の靴たちは、嫌われてるのか…?
でもね、長女の新しい靴が、玄関で、さんぜんと光り輝いているのは確か。
まるでシンデレラの靴みたいに。